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ワシントン州保健局、累計22人を新型コロナウイルス感染の可能性で検査

ワシントン州保健局は3日、新型コロナウイルス(2019n-CoV)に感染していることが確認されたスノホミッシュ郡在住の男性を含む累計22人を感染の可能性があるとして検査し、16人は感染しておらず、5人は検査結果待ちとなっていると発表しました。

現在、ワシントン州で新型コロナウイルスに感染する可能性のある状況にあったと見られモニターを受けている濃厚接触者(close contact)は18人。濃厚接触者とは、新型コロナウイルス感染が確認された人から約6フィート(約1.82m)以内に長期間いた人、またはその分泌物に直接接触した人で、ワシントン州では CDC(疾病予防管理センター)と同じ定義を採用しています。

先月31日、トランプ大統領は新型コロナウイルスの蔓延を防ぐための暫定措置を定めた大統領布告に署名しました。2月2日午後5時(東部時間)に施行したこの暫定措置は、アメリカへの入国から14日以内に中国に滞在した外国人の入国を禁止しています。湖北省(Hubei)を含む中国から帰国する米国市民、永住権保持者、その近親者(immediate family)のアメリカ入国は許可されますが、健康検査を受けることと、感染の危険を及ぼさないよう、最大14日間にわたり隔離状態に置かれる可能性があります。また、中国からの便はシアトル・タコマ国際空港を含む全米11の空港でのみ受け入れられています。

アメリカ合衆国保健福祉省は、先月31日、新型コロナウイルスによる肺炎をめぐり、「アメリカにおける公衆衛生上の緊急事態」を宣言。アザー長官は「アメリカでの危険性は低く、その維持に努めている」と述べています。

先月21日に新型コロナウイルスへの感染が確認されたスノホミッシュ郡在住の男性は、エベレット市の Providence Regional Medical Center で治療を受けた後、退院し、自宅隔離となり、スノホミッシュ保健区のモニターを受けています。

ワシントン州は感染を防ぐ方法として、下記のことを呼びかけています。



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