MENU

ワシントン州労働産業局、職場での新型コロナウイルス感染対策を更新

  • URLをコピーしました!

ワシントン州労働産業局は30日、ワシントン州の経済活動・社交再開にともない、新型コロナウイルス感染対策を更新しました。

ワシントン州の企業は、フル稼働での営業が可能となり、新型コロナウイルス感染症から従業員を守るため規定が緩和されています。

日本語で概要をまとめました。詳細はワシントン州労働産業局の公式サイトで確認できます。

雇用主に対する要求事項

  • ワクチンの接種を受けていない従業員が屋内で作業する際には 屋内での作業中はマスクを着用させる。
  • マスク着用義務を解除する前に、ワクチン接種状況を確認する。確認に使用したプロセスを公開する。
  • 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に感染している可能性がある、または感染が確認された従業員を、他の従業員から隔離する。
  • 手洗いの設備と備品を提供する。
  • COVID-19を含む職場のハザードを認識し、それに対応できるよう、従業員を訓練する。
  • 安全で健康的な職場を提供するという継続的な要件の一環として、COVID-19を含む認識されたハザードを評価する。必要に応じて、ワクチンの接種を受けていない従業員を保護するための追加措置を講じる。
  • 濃厚接触した人がCOVID-19の陽性判定を受けた場合、その人の身元を公表することなく、1営業日以内に書面で従業員に通知する。
  • 10人以上のCOVID-19感染者が発生した場合は、24時間以内に労働産業局に報告する。

なお、次の場所ではマスク着用が現在も義務付けられています。

  • ヘルスケア(介護施設、医院、病院)
  • 公共交通機関(飛行機、列車、バス、道路車両)
  • 子どもがいる、または子どもがいると予想される場所にあるK-12の学校、保育施設、デイキャンプ
  • 矯正施設
  • ホームレス・シェルター

マスク着用が義務づけられている場合は、雇用主は布製、またはより保護効果の高いマスクを従業員に無償で提供する必要があります。また、ワクチン接種が完了している従業員はマスク着用が義務付けられていなくても、雇用主はマスク着用を奨励することができます。従業員もワクチン接種の有無に関係なく安全に問題がない限りマスクやその他の防護具を着用することができます。

今回の発表には、ワクチン接種の確認方法、ワクチン未接種の従業員を保護する方法、健康上の問題や身体の障害がある従業員を含むすべての従業員のために安全で健康な労働環境を維持することが必要であることなども明記されています。

  • URLをコピーしました!

この記事が気に入ったら
フォローをお願いします!

もくじ