24日、国際宇宙ステーション(ISS)の第58次/第59次長期滞在クルーとして ISS に滞在していたワシントン州スポケーン市出身のアン・マクライン宇宙飛行士が、204日間にわたる長期滞在ミッションを終え、地球に帰還しました。
This marks the end of @AstroAnnimal's first spaceflight.👩🚀 She was selected as a member of @NASA_Astronauts in 2013. Get to know her beyond the spacesuit: https://t.co/AfRc9hYnIy pic.twitter.com/pJNEwbJPZ1
— NASA (@NASA) June 25, 2019
マクレイン宇宙飛行士は、オレグ・ コノネンコ宇宙飛行士(ロシア)とデビッド・サンジャック宇宙飛行士(カナダ)と国際宇宙ステーション(ISS)とともに、生物学・バイオテクノロジー・物理科学・地球科学の分野における数百にのぼる実験に携わったほか、合計13時間8分に及ぶ2回の船外活動を行い、船外活動を行った史上13人目の女性となりました。
マクレイン宇宙飛行士は、コノネンコ宇宙飛行士とサンジャック宇宙飛行士とともにソユーズ MS-11宇宙船に搭乗し、ISS から米国東部時間6月24日午後7時25分に分離し、同日午後10時47分にカザフスタン共和国に着陸しました。マクレイン宇宙飛行士とサンジャック宇宙飛行士はメディカルチェックの後、アメリカに帰国します。
NASA によると、マクラインさんはウエストポイントの陸軍士官学校で機械工学と航空工学の学士号、イギリスのバース大学で航空宇宙工学の修士号、ブリストル大学で国際関係論の修士号を取得。2005年にカイオワ(Kiowa Warrior)のパイロットとして経験を積み、イラクの自由作戦(Operation Iraqi Freedom)に15ヶ月間従軍し、戦闘飛行時間は800時間以上。2013年には米海軍テストパイロット学校を卒業し、現在はテキサス州ヒューストンのジョンソン・スペース・センターで勤務しています。2013年に宇宙飛行士クラスに参加しました。