新型コロナウイルス感染対策で3月から休業していたシアトルの博物館や美術館が、9月上旬から中旬の営業再開を発表しています。
バラード地域にある国立ノルディック博物館は、9月4日(金)に営業を再開すると発表しました。
シアトルのバラード地域は北欧(ノルディック)諸国から多数の移民が移住した歴史があります。2018年5月に完成した建物は、北欧を感じさせるスタイリッシュなデザインで、北欧からの移民の歴史と文化、現在の北欧について伝える展示が楽しめます。2019年3月に国立の博物館となりました。
ノルディック博物館が導入している主な対策は次のとおりです。
- チケットはオンライン販売のみ。人数を制限し、身体的距離を確保するため、来館の日時を指定するシステムが導入されています。
- 会員は無料で入館できますが、来館時間を指定したチケットを事前にオンラインで入手する必要があります。
- 指定した来館の日時から30分以内より遅い時間での出入りはできません。
- すべての従業員と来館者はマスクの着用が必要です。
- 身体的距離を維持するためのマークが設置され、展示を見て回る際の進行方向に変更が加えられています。
- 入場、館内の店舗での商品の購入は非接触で行われます。
- 入場時には担当者が指示するまで前の人と最低6フィート(約2m)の距離を維持して並ぶ必要があります。
- 衛生上の理由から、コートの預け入れはできません。ダイパーバッグ以外の大型の荷物は持ち込めません。
- 館内の各所にハンドサニタイザーが設置されています。
- 館内の利用者の多いエリアや部分は定期的に清掃されます。
- 身体的距離を維持するため、使用できるトイレの個室が少なくなっています。
- メインの駐車場からイーストキャンパスを通る入口のみ利用できます。
- 館内の小売店は入場者が7人までに制限されています。
その他の詳細は公式サイトで確認できます。