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シアトル市、『NO TURN ON RED』(赤信号での右折禁止)をダウンタウンで拡大

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右側通行のアメリカでは、一部の地域を除いて、前方の信号が赤の時にも安全を確認して右折することが許可されています。

でも、シアトル市交通局は、ダウンタウンにある41の交差点で「赤信号での右折を禁止する」プロジェクトを進めていると発表しました

いったいなぜなのでしょうか?

理由は、ドライバーが右折した時に、横断歩道を渡っている人をはねてしまう事故が後を絶たないため

特にシアトルでは、赤信号で右折したドライバーが横断歩道を渡る人をはねる事故が、衝突事故全体の9%を占めています。

そこで、シアトル市交通局は、ダウンタウンにある41の交差点に「赤信号での右折禁止」を意味する 『NO RIGHT TURN ON RED』 の標識の設置を開始しました。

現時点で3分の2の交差点で新しい標識の設置が終了しており、7月に行われるメジャーリーグのオールスター・ウィークまでに残り28カ所にも設置する計画です。

シアトルは交通事故による死亡をゼロにする目標を掲げ、 『Vision Zero』 というプロジェクトのもと、さまざまな改善を進めています。今後1年間にわたり、ダウンタウン以外の歩行者が多い地域で赤信号での右折規制がさらに拡大される予定です。

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