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米国立衛生研究所(NIH)、新型コロナウイルスのワクチン臨床試験をシアトルで開始

米国立衛生研究所(NIH)は16日、アメリカの製薬会社「モデルナ」と連携して42日で開発した新型コロナウイルスのワクチンの臨床試験をシアトルの Kaiser Permanente Washington Health Research Institute で開始したと発表しました。

NIH の国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)が出資している臨床試験に参加するのは、健康な18歳から55歳のボランティア45人。臨床試験の期間は6週間で、最初のボランティアが今日、最初のワクチン投与を受けたとのことです。

Forbes によると、この臨床試験の目的は、実験段階のワクチンの安全性と免疫反応を誘導する能力について確認するため、3つの異なる量を投与すること。参加者は28日間の間隔をあけて2回投与され、モニターされます。

「mRNA-1273」 と呼ばれるこのワクチンは、NIAID とバイオテクノロジー企業 Moderna,Inc.(本社: マサチューセッツ州ケンブリッジ)が共同開発したもの。

現在、世界各地で新型コロナウイルス感染を予防するためのワクチンの開発が行われていますが、使用が認められたワクチンは完成していません。



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