エアカナダが、シアトル・タコマ国際空港とカナダ第2の都市モントリオールを結ぶ直行便を2020年春から就航します。
エアカナダは現在、シアトルとバンクーバーおよびトロントとの直行便を運航していますが、来年5月4日からモントリオール直行便が加わることになります。毎日運航で、シアトル発モントリオール行きは午前8時35分発・午後4時34分着、モントリオール発シアトル行きは午後5時55分発・午後8時45分着の予定です。
シアトル港湾局 はモントリオールについて、シアトルと同様に航空分野や AI、生命科学産業などに優れており、シアトルとはビジネス面での行き来が非常に活発な都市と説明。直行便により、ボーイング社の主要拠点であるシアトル地域と、ボンバルディア社の本拠地があるモントリオールという航空業界の2大集積地がさらに緊密に結びつくだろうとしています。
シアトル港湾局 のステファニー・ボウマン局長は、「シアトルにとってカナダはメキシコに次ぐ第2の空の旅のマーケット」であり、「モントリオール直行便に対する観光・商用両面からの強い要望に今回応えることができたのは大変喜ばしい」とコメントしています。
シアトル・タコマ国際空港とカナダ間には現在、トロント、バンクーバー、カルガリー、エドモントン、ケロウナ、ビクトリアの6都市の直行便があり、モントリオールは7都市目となります。また、2020年に新たにシアトル・タコマ国際空港に加わる国際路線としては、ルフトハンザ航空によるミュンヘン直行便が6月1日に就航することが発表されています。