新型コロナウイルス感染症（COVID-19）ワシントン州の主なニュース 4月3日～4月9日

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新型コロナウイルスについて、ワシントン州の情報を中心に、アメリカの主なニュースを掲載しています。

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新型コロナウイルス感染症　ワシントン州での検査・ワクチン接種・出入国規制・マスク着用規制などまとめ
在シアトル日本国総領事館
ワシントン州の感染・入院・死亡者数（ワシントン州保健局）
米国の感染・入院・死亡者数（CDC：疾病予防管理センター）

2022年4月9日（土）

■ 首都ワシントンの晩さん会出席者の間でアウトブレイク

4月2日に首都ワシントンのルネサンス・ホテルで開催された晩さん会に出席した630人の10%以上が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと、ワシントンポストが報じました。感染者にはバイデン政権の高官3人が含まれています。なお、この集計には、晩さん会で勤務したホテル職員は含まれていません。

2022年4月8日（金）

■ ワシントン州スポケーンの Providence Sacred Heart Medical Center も長期コビッドの研究に参加

シアトルに拠点を置く Institute for Systems Biology は、連邦政府との契約により、ワシントン州およびカリフォルニア州のプロビデンス病院と提携し、長期コビッド（long COVID）患者の追跡、試験、治療の可能性を研究しています。The Spokesman-Review によると、ワシントン州東部のスポケーン市にある Providence Sacred Heart Medical Center もこの研究に参加しており、ワシントン州の内陸部に住む患者にも長期コビッドの治療法や対策を見つけるための科学研究に参加する機会が提供されます。長期コビッドの患者を受け入れるのは、ワシントン州東部では同病院が初めて。

■ ワシントン州でも「BA.2」が主流に

WHOによると、オミクロン変異株の亜種「BA.2」が、アメリカを含め、少なくとも63カ国で主流となっています。ワシントン州保健局の4月6日付の報告では、3月20日～3月26日に無作為に選択された検体の75.9%を「BA.2」が占めています。

2022年4月6日（水）

■ ワシントン州の5歳以上の住民の73.9%がワクチン接種を完了

As of April 4th, 81.4% of Washingtonians 5 and older have received at least one dose of COVID-19 vaccine and 73.9% of people 5 and older are fully vaccinated.

If you haven't been vaccinated, visit https://t.co/GispAIE9Rs or call 833-VAX-HELP to make your appointment today. pic.twitter.com/EifnZu0WzE

— WA Dept. of Health (@WADeptHealth) April 6, 2022

ワシントン州保健局によると、4月4日時点で、ワシントン州の5歳以上の住民の81.4%が少なくとも1回の接種を受け、73.9%がワクチン接種を完了しました。ワクチン接種が受けられる場所については、ワシントン州の公式サイトや電話（833-VAX-HELP）で確認できます。

■ 日本政府、アメリカやイギリスなど106カ国・地域の入国拒否解除へ

日本政府は6日、アメリカやイギリスなど106カ国・地域の入国拒否を解除すると発表しました。4月8日から適用されます。なお、外国籍の人は、再入国の場合を除き、入国前に査証の取得が必要です。外国籍の人の新規入国の対象となるのは、（1）商用・就労等の目的の短期間（3カ月以下）の滞在者、または長期間の滞在者で、（2）日本国内に受入責任者がいる人です。現時点で、観光目的の入国は許可されません。詳細は外務省の公式サイトや厚生労働省の公式サイトで確認できます。

■ 日本政府、有効と認めるワクチンの追加を発表

日本政府は6日、コバクシン（COVAXIN）/バーラト（Bharat）を、4月10日午前0時以降、1回目と2回目の接種に有効なワクチンとして取り扱うと発表しました。日本政府が有効と認めるワクチンについての詳細はこちら。

2022年4月4日（月）

■ ワシントン州で抗体治療剤「Evusheld」（エブシェルド）の数千回分が提供可能に

ワシントン州保健局は、イギリスの製薬会社アストラゼネカが開発した新型コロナウイルス感染症の抗体治療剤「Evusheld」（エブシェルド）の数千回分がワシントン州で提供可能となったと発表しました。感染する前の成人や12歳以上の子どもに投与できるもので、現在は中等度から重度の免疫不全の人、または新型コロナウイルスワクチンに対して重度のアレルギー反応を起こしたことがある人が対象です。この治療に関心がある場合、医療提供者に相談して自分が投与の対象であるかどうかを確認すること、もし対象であれば、医療提供者と協力して注射を受けられる施設を探すことができるとのことです。詳細はワシントン州保健局の公式サイトで確認できます。