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新型コロナウイルス感染症(COVID-19) アメリカ、ワシントン州の主なニュース 2022年6月

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新型コロナウイルス

新型コロナウイルス感染症のパンデミックについて、ワシントン州に関係する情報を中心に、アメリカの主なニュースを掲載しています。

2022年6月30日(水)

■世界のほぼ全体で感染者が増加

APによると、新型コロナウイルスの新規感染者数は先週18%増加し、全世界で410万人以上が報告されたと、世界保健機関(WHO)が発表しました。全世界の死亡者数は前週とほぼ変わらない約8500人で、新型コロナウイルスに関連した死亡者数は、中東、東南アジア、南北アメリカの3つの地域で増加し、中東で47%も増加しています。ヨーロッパと東南アジアでは約32%、アメリカ大陸では約14%増加しました。110カ国で増加している感染者のほとんどはオミクロン変異株の亜種であるBA.4とBA.5に感染しており、パンデミックが変化しながら続いていることが指摘されています。

2022年6月27日(月)

■CDC、ワシントン州の6つの郡での屋内でのマスク着用を推奨

CDC(疾病予防対策センター)が発表した6月23日付の情報によると、ワシントン州の15の郡で過去7日間に10万人あたり200人以上の新規感染者が発生したか、7日間に10万人あたり20人以上の新規入院患者が発生したことから、市中感染レベルが高いとされ、公共の場や公共交通機関での屋内でのマスク着用を再び開始することが推奨されています。この15の郡は、ルイス郡、パシフィック郡、サーストン郡、グレーズ・ハーバー郡、ガーフィールド郡、スポケーン郡です。

■ワシントン州の成人の感染者の約3分の1、3ヶ月以上にわたりコロナ症状が継続

シアトル・タイムズによると、米国国勢調査局が現在行っている調査 『Household Pulse Survey』で、新型コロナウイルス検査で陽性反応が出たワシントン州の成人の約3分の1が3ヶ月以上にわたり症状が続いていることがわかりました。この調査は6月1日から6月13日にかけて実施され、全米の約6万3000人が回答しています。18歳以上のワシントン州民のうち、新型コロナウイルス検査で陽性判定が出たか、医療提供者に新型コロナウイルス感染症と診断されたのは推定210万人。そのうちの約31%にあたる推定66万2000人は、数カ月以上にわたり症状が持続しています。

2022年6月21日(火)

■生後6ヶ月から5歳未満の子どもを対象としたワクチンの配送に遅れ

ワシントン州保健局によると、生後6ヶ月から5歳未満の子どもを対象としたワクチンの最初の配送に遅れが生じています。これにより、接種予約の受け付けに影響が出ます。

キング郡公衆衛生局は、生後6ヶ月から5歳未満の子どもの接種を6月23日から24日に始める予定ですが、予約が必要です。

ワシントン州でのワクチン接種の予約については、ワシントン州の公式サイトで。日本語でも表示されます。

2022年6月19日(日)

■西部州科学安全審査ワークグループ「生後6か月からワクチン接種は安全で効果的」

ワシントン州、オレゴン州、ネバダ州、カリフォルニア州で構成される西部州科学安全審査ワークグループ(Western States Scientific Safety Review Workgroup)は19日、連邦政府のプロセスの審査を終え、ファイザー/ビオンテックおよびモデルナの新型コロナウイルスワクチンは、生後6ヶ月以上の子どもにとって安全かつ有効であると全会一致で判断しました。同ワークグループは、同日午後、ワシントン州、カリフォルニア州、ネバダ州、オレゴン州の各知事に確認書を提出しました。ワシントン州のインスリー知事は、これを歓迎するコメントを出しています。「これはワシントンの家族にとって素晴らしいニュースである。最も幼い子どもたちのワクチン接種の機会を心待ちにしていた多くの親を私は知っている。保護者の方々には、質問や懸念ある場合は、信頼できる医療機関に相談されることをお勧めする。これらのワクチンは、COVIDの重症化や入院から人々の安全を守るための継続的な努力において、最も重要な手段であることに変わりはない」。詳細は ワシントン州知事室の公式サイトで確認できます。

2022年6月18日(土)

■CDC、生後6か月から5歳未満の乳幼児へのワクチン接種を推奨

CDC(疾病予防管理センター)は18日、ファイザーとモデルナの新型コロナウイルスワクチンの接種を、生後6か月から5歳未満の乳幼児にも推奨すると発表しました。これにより、新たに2000万人近くが接種対象になります。詳細は CDC の公式サイトで確認できます。

2022年6月17日(金)

■FDA、生後6か月から5歳未満の乳幼児への緊急使用を許可

FDA(食品医薬品局)は17日、生後6か月から5歳未満の乳幼児へのファイザーとモデルナの新型コロナウイルスのワクチン接種の緊急使用許可を出しました。詳細は FDA の公式サイトで確認できます。

2022年6月15日(水)

■FDAの外部専門家委員会「生後6か月から5歳未満の乳幼児への投与は利益がリスクを上回る」

FDA(食品医薬品局)の外部専門家委員会は15日、生後6か月から5歳未満の乳幼児へのファイザーとモデルナの新型コロナウイルスワクチンの投与について、「利益がリスクを上回る」と判断しました。AP などによると、実際に生後6か月から5歳未満の乳幼児の接種を開始するには、FDA が緊急使用許可を出す必要があります。

2022年6月14日(火)

■FDA諮問委員会「モデルナのワクチンは6歳から17歳の子どもたちにも十分安全で効果的」

FDA(食品医薬品局)の外部諮問委員会は14日、モデルナのワクチンは6歳から17歳の子どもたちにも十分安全で効果的であると全会一致で決議しました。AP などによると、実際に生後6か月から5歳未満の乳幼児の接種を開始するには、FDA が緊急使用許可を出す必要があります。

2022年6月12日(日)

■米国への渡航 搭乗前の検査が不要に 6月12日から

米国への渡航 搭乗前の検査が不要に 6月12日から

CDC(疾病予防管理センター)の発表により、外国から米国に渡航する航空旅客は、6月12日(米国東部時間)から新型コロナウイルス検査による陰性証明が必要なくなりました。[もっと詳しく]

2022年6月10日(金)

■米国への渡航 搭乗前の検査が不要に 6月12日から

CDC(疾病予防管理センター)は10日、「今月12日午前12時1分(米国東部時間)より、外国から米国に渡航する航空旅客に対し、搭乗前にCOVID-19ウイルス検査による陰性またはCOVID-19からの回復を証明する書類の提示を求めない」と発表しました。詳細は CDC の公式サイトで確認できます。

■日本政府、日本入国用の検査証明書における必要項目を変更 書式も指定なしに

日本政府は、2022年6月10日午前0時(日本時間)に日本入国用の検査証明書における必要項目を変更しました。厚生労働省の公式サイトによると、「検査証明書の様式については特に指定はなく、任意のフォーマットでご用意いただけますが、以下の項目が日本語または英語で記載されている必要があります」とあります。なお、検体採取のタイミングは、検体採取から搭乗便の出発予定時刻までが72時間以内であることが必要です。詳細は 厚生労働省の公式サイトで確認できます。

2022年6月8日(水)

■ BA.4およびBA.5と呼ばれるオミクロン変異株の亜種 米国の新規感染者に増加

CDC(疾病予防管理センター)は10日、6月12日午前12時1分(米国東部時間)より、「外国から米国に渡航する航空旅客に対し、搭乗前にCOVID-19ウイルス検査による陰性またはCOVID-19からの回復を証明する書類の提示を求めない」と発表しました。詳細はCDC の公式サイトで確認できます。

■ JAL(日本航空)、2022年8月~9月も成田~シアトル線を毎日運航

JAL(日本航空)は、シアトル、ニューヨーク、ボストン、シカゴ、ダラス・フォートワース、サンフランシスコ、ロサンゼルス、サンディエゴ、バンクーバーの北米全9都市との運航を、2022年8月・9月も継続すると発表しました。成田~シアトル線は2022年6月から毎日運航となっています。[もっと詳しく]

2022年6月7日(火)

■ 「屋内などでのマスク着用で入院率を下げることに貢献を」

ワシントン州病院協会(WSHA)は6日に行った記者会見で、 「COVID-19による入院は先週より10%増加し、州内の病院では600件近くに達している」と発表し、この入院者数は「非常に心配な」段階であると述べました。ワシントンの5つの郡を除くすべての郡が、高い感染率を示しています。KING5によると、入院患者数は高水準ではあるものの横ばいとなっており、2月のピーク時の1700人から減少していますが、4月の1日平均230人よりは多いという状態です。この理由として、WSHAは、より多くの人が検査や治療を受けられるようになったことを挙げ、COVIDで病気になることは少なくなり、ワシントン州ではCOVID-19による死亡者は1日に1人以下となっています。現時点では、屋内や混雑した場所でのマスク着用で入院率を下げることに貢献することが呼びかけられています。

2022年6月2日(木)

■ 5歳未満の子どもの新型コロナウイルスのワクチン接種が可能になる見通し

米国で、5歳未満の子どもの新型コロナウイルスのワクチン接種が可能になる見通しであることが、ホワイトハウスの新型コロナ対策調整官アシシュ・ジャー氏により発表されました。ジャー氏はホワイトハウスでの会見で、早ければ6月21日にも開始されると述べています。CNN などの報道によると、FDA(食品医薬品局)の諮問委員会は6月14~15日にファイザー/ビオンテック、モデルナが提出したデータを確認し、緊急使用許可(EUA)の是非を決定します。実際にワクチン接種が開始されるには、CDC(疾病予防管理センター)が諮問委員会を開き、最終的に CDC 長官が勧告を出す必要があります。

2022年6月1日(水)

■ 人口10万人あたりの7日間平均症例数が100人以上の郡は、39郡のうち32郡

ワシントン州保健局によると、5月16日~5月23日時点で、人口10万人あたりの7日間平均症例数が100人以上の郡は、39郡のうち32郡となっています。症例数は3月下旬から増加が続いています。

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