新型コロナウイルスについて、ワシントン州の情報を中心に、アメリカの主なニュースを掲載しています。
2021年3月27日(土)
■ ワシントン州民の14.84%が必要な接種を完了
ワシントン州保健局によると、3月24日時点でワシントン州民の25.74%が1回目の接種を完了し、14.84%が必要な接種を完了しているとのことです。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数35万9666人 死者数5,218人
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
3月26日集計:
累計感染者数 359,666人(前日比+1442)
累計入院者数 20,363人(前日比+77)※25日の不完全な集計の新規入院者17人を含む
累計死者数 5,218人 ※土日更新なし
ワクチン接種回数 3,012,719
死亡率 1.5%
2021年3月26日(金)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数35万9666人 死者数5,218人
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
3月25日集計:
累計感染者数 359,666人(前日比+1104)
累計入院者数 20,286人(前日比+5)
累計死者数 5,218人(前日比+5)
ワクチン接種回数 3,012,719
死亡率 1.5%
■ ワシントン州で100万人以上の州民がワクチンを接種
ワシントン州保健局は26日、ワシントン州における新型コロナウイルスのワクチン接種活動において、2つの大きな節目を迎えたと発表しました。最初の節目は、必要な予防接種をすべて受けた州民が100万人を超えたこと、二つ目の節目は、300万回以上の接種が行われたことです。[もっと詳しく]
■ シアトル公立学区の教職員組合、4月5日に小学生の対面授業を再開することに合意
シアトル公立学区の教職員組合が、4月5日に小学生の対面授業を再開することに合意したと、シアトル・タイムズが報じています。Seattle Education Association は約7,000人の教職員が所属する組合で、今回の契約を批准するため投票を行い、シアトル公立学区のプリスクール(Pre-K)から5年生までの対面授業の再開が正式に決定しました。
■ アメリカの大学生数千人が新型コロナウイルスのワクチン研究に参加
シアトル市内にあるフレッド・ハッチンソン癌研究所を本部とする The COVID-19 Prevention Network(CoVPN)が、モデルナ社が開発した新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種した後も新型コロナウイルスを保有し、感染させることができるかどうかを調査する研究をアメリカの大学生数千人を対象に行うと発表しました。26日に発表されたこの研究は「Prevent COVID U」と呼ばれるもので、米国内の21の大学に通う18歳から26歳の学生約1万2000人を対象に、5カ月間のモニタリングを通じて。症候性(symptomatic)および無症候性(asymptomatic)の新型コロナウイルス感染症を防ぐことができるか、鼻の中のウイルスを制限し、ワクチンを接種した人から濃厚接触者へのウイルス感染を減少させることができるかどうかを確認することを目的としています。この研究はアンソニー・ファウチ博士が所長を務めるNIAID(アメリカ国立アレルギー感染症研究所)の支援を受けています。
■ ワクチン接種を躊躇・拒否する vaccine hesitation
アメリカ全体でワクチンの接種が加速化していますが、ワクチン接種を躊躇したり拒否したりする、いわゆる vaccine hesitation の問題が懸念されていると KING5が報じています。ワシントン大学の Institute for Health Metrics and Evaluation(IHME)が1月に発表した米国内の調査で、確実にワクチンを接種すると回答した人は52%で、接種しないと答えた人は23%、わからないと答えた人は25%でしたが、ワシントン州では79%が接種すると回答し、接種しない、またはわからないと回答した人は21%でした。ワクチン接種を躊躇・拒否することは新しくもユニークな考えや行動ではなく、以前から問題として指摘されており、世界保健機関(WHO)が発表した「Ten threats to global health in 2019(世界的な健康に対する脅威のトップ10)」の一つに挙げられています。
2021年3月25日(木)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数35万8606人 死者数5,213人
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
3月24日集計:
累計感染者数 358,606人(前日比+1117)
累計入院者数 20,239人(前日比+6)
累計死者数 5,213人(前日比+13)
累計検査数 5,777,929
ワクチン接種回数 2,882,195
死亡率 1.5%
■ インスリー知事、CDC のガイドラインの採用を学区に許可
Today I am announcing that school districts can immediately adopt new CDC guidance changing the required distance between students in the classroom from 6 feet to 3 feet.
— Governor Jay Inslee (@GovInslee) March 25, 2021
インスリー知事は、「教室内での生徒間の身体的距離を3フィート(約1m)以上とする」という、CDC(疾病予防管理センター)が19日に発表した K-12の学校の対面授業の新しいガイドラインを採用しても良いと、州内の学区に通達しました。
■ バイデン大統領、「就任100日目までに新型コロナウイルスのワクチン接種2億回を達成する」
バイデン大統領は25日に行った就任後初の公式の記者会見で、就任100日目までに新型コロナウイルスのワクチン接種2億回を達成するとの目標を掲げました。政権発足時に掲げたワクチン接種1億回は既に達成できたため。記者会見の全文はホワイトハウスの公式サイトで読むことができます。
2021年3月24日(水)
■ ワシントン州民の14.12%が必要な接種を完了
ワシントン州保健局によると、3月22日時点でワシントン州民の24.66%が1回目の接種を完了し、14.12%が必要な接種を完了しているとのことです。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数35万6536人 死者数5,200人
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
3月23日集計:
累計感染者数 357,499人(前日比+960)
累計入院者数 20,233人(前日比+38)
累計死者数 5,200人(前日比+14)
累計検査数 5,756,387
ワクチン接種回数 2,882,195
死亡率 1.5%
■ ハンドサニタイザーの一部から、発がん性の化学物質とされるベンゼンを検出
新型コロナウイルスの感染対策で手指を消毒するためにアメリカで広く販売されたハンドサニタイザーの一部に、発がん性の化学物質とされているベンゼンが含まれていることが、検査会社 Valisure(コネチカット州ニューヘイブン)の分析で明らかになったと Bloomberg が報じています。ベンゼンが最も多く検出されたハンドサニタイザーの中には、artnaturals、Scentational Soaps Candles Inc.、The Creme Shop、Best Brands Consumer Products Inc.社の Baby Yoda をテーマにしたボトルの製品があります。詳しいリストはこちら。
■ ワシントン州、州立公園のグループキャンプ場とデイユースのシェルターを再開
ワシントン州は24日、州内各地にある52の州立公園の55カ所近くのグループキャンプ場を再オープンしました。人数は最大50人に限定されています。[もっと詳しく]
■ シアトル市、レーニア・ビーチとウエスト・シアトルの新型コロナウイルス検査所をワクチン接種センターに
シアトル市は、レーニア・ビーチとウエスト・シアトルに設置した新型コロナウイルス検査所での検査を3月31日に終了し、ワクチン接種を開始すると発表しました。シアトルでワクチン接種対象になった時に連絡を受けられる公式サイトはこちら。
■ クルーズ業界団体、7月初旬までに段階的な運航を再開できる計画の策定を CDC と連邦政府に要求
クルーズライン国際協会(CLIA: The Cruise Lines International Association が、CDC とバイデン政権に対し、パンデミックの現状を再評価し、CSO(Conditional Sailing Order)の枠組みを解除して段階的なクルーズの運航再開を7月初旬までに実現できるよう計画を立てることを求めています。
■ ワシントン州保健局、ワクチン接種対象を5月1日までに16歳以上に拡大
ワシントン州保健局は今日、ワクチン接種対象を5月1日までに16歳以上に拡大すると発表しました。ワシントン州のワクチン接種計画は保健局の公式サイトで確認できます。
2021年3月23日(火)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数35万6536人 死者数5,186人
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
3月22日集計:
累計感染者数 356,536人(前日比+566)
累計入院者数 20,195人(前日比+45)
累計死者数 5,186人(前日比+3)
累計検査数 5,711,583
ワクチン接種回数 2,824,937
死亡率 1.5%
■ ホワイトハウス、来週は2700万回分のワクチンの出荷を予定
ホワイトハウスは今日、来週は2700万回分のワクチンの出荷を予定していると発表しました。これは、約2カ月前にバイデン政権が始動した時点での出荷量の3倍以上にあたります。内訳は、ファイザー/ビオンテックとモデルナが2300万回分、ジョンソン&ジョンソンが400万回分で、約1800万回分は州政府や法的管轄地域、残りの大部分は連邦政府の薬局プログラムに提供されます。
■ テキサス州、3月29日から成人全員にワクチンを提供すると発表
テキサス州が、3月29日から州内の16歳以上の成人全員に新型コロナウイルスのワクチンを提供すると発表したと The Texas Tribune が報じています。テキサス州の人口は約3千万人ですが、ワクチン接種回数は遅れを取っており、NPR によると、23日時点ですべてのワクチン接種を受けた州民の割合はまだ11%とワースト3位(ジョージア州と同位)、1回目の接種を受けた人は22%とワースト7位(ミシシッピ州と同位)で、どちらも全米平均を下回っています。バイデン大統領は5月1日までに成人の希望者全員にワクチンを提供するよう各州に命じましたが、これまでにアラスカ州、テネシー州、ミズーリ州などがすでに成人全員にワクチンの提供を開始しています。
■ Regal Cinemas、4月2日に営業を再開
アメリカで2番目の規模を誇る映画館チェーン、Regal Cinemas が、4月2日に約500の映画館の営業を再開すると発表しました。AP 通信によると、同社は米国で549の映画館を展開しています。
■ カナダとメキシコの国境封鎖を少なくとも4月21日まで継続
連邦政府は、感染拡大を防止するため、カナダとメキシコの国境封鎖を少なくとも4月21日まで継続すると発表したと、TravelPulse が報じています。国土安全保障省は、不要不急の往来はリスクが大きいと判断したとのことです。
2021年3月22日(月)
■ 3月20日時点でワシントン州民の13.83%がすべての接種を完了
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスのワクチン接種状況を発表しています。3月20日時点で、282万4937回のワクチン投与が行われ、州民の24.16%が1回目の接種を完了し、13.83%がすべての接種を完了しました。65歳以上の場合、69.9%が1回目の接種を完了し、45.9%が2回目の接種を完了しています。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
■ キング郡で新規感染者数が再び増加傾向に 過半数以上が20代、30代の患者
キング郡で、新型コロナウイルスの第三波による新規感染者数が着実に減少し、2月に横ばいになりましたが、再び増加傾向に転じています。その理由として、公衆衛生局は、冬の感染者数の増加の波を越え、ワクチンの入手が可能になったことで楽観的になり、社交が増えているためではないかと指摘しています。現時点で懸念されるのは、従来型より感染力が強いとされる変異株が存在していることで、社交の感染リスクが高まっています。19日に行われた記者会見で、キング郡のジェフ・ドゥーシン博士は1日の感染者数はこの2週間で約13%増加し、年齢別に見ると、ワクチン接種のおかげで65歳以上の患者数は40%も減少していますが、過半数以上が20代、30代となっていると述べました。また、感染が発生した事例では、レストランやバー、旅行に関連している事例が多いとのことです。ワシントン州では22日から飲食店やジムの稼働率が50%に引き上げられ、スポーツイベントや卒業式などの集まりも許可されたため、ドゥーシン博士は、マスク着用、身体的距離の維持、換気が悪い屋内スペースの回避を続けるよう呼びかけています。
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数35万5986人 死者数5,183人
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
3月21日集計:
累計感染者数 355,986人(前日比+577)
累計入院者数 20,154人(前日比+113)
累計死者数 5,183人(19日比+9)
累計検査数 5,711,583
ワクチン接種回数 2,824,937
死亡率 1.5%
■ マイクロソフト、レドモンド市にある本社キャンパスでの勤務を3月29日から再開
マイクロソフトが、レドモンド市にある本社キャンパスでの勤務を3月29日から再開できると公式ブログで発表しました。なお、従業員には引き続きリモート勤務を行う選択も提供されています。同社はシアトル大都市圏で約5万4000人を雇用しています。
■ 連邦政府、ヤキマ市に新型コロナウイルスの地域予防接種センターを試験的に開設
Announced today by the @WhiteHouse's @ASlavitt at today's @WHCOVIDResponse briefing:
On 3/31, @fema @WADeptHealth @waEMD @yakimahealth @YakimaOEM will open a Pilot Community Vaccination Center in #Yakima to accelerate #COVID19vaccinations in historically underserved communities. https://t.co/bKOubnp81s— FEMA Region 10 (@FEMARegion10) March 22, 2021
今朝行われたホワイトハウスの新型コロナウイルス対策班の会見で、ワシントン州東部(カスケード山脈の東側)のヤキマ市に、連邦政府が新型コロナウイルスの地域予防接種センターを試験的に開設することが発表されました。「歴史的に十分なサービスを受けていない地域での予防接種を促進するため」とのこと。
■ ワシントン州が「フェーズ3」に移行 経済活動・社交再開計画『ヘルシー・ワシントン』
ワシントン州は、3月22日に経済活動・社交再開計画『The Healthy Washington – Roadmap to Recovery』 の「フェーズ3」に移行しました。[もっと詳しく]
2021年3月21日(日)
■ レドモンド市、宿泊施設利用者に100ドルのトラベルボーナスを提供
マイクロソフトの本社のあるワシントン州レドモンド市が、市内の参加ホテルに2泊3日の宿泊予約をすると、30軒を超える参加店で使用する100ドルのトラベルボーナスがもらえるキャンペーンを開始しました。シアトル・タイムズによると、2019年には4200万人近くがキング郡を訪問し、2200万人近くが宿泊施設を利用しましたが、2020年は50%以上減少し、特に出張者による支出に大きく依存しているレドモンド市は大きな影響を受けています。
■ 政権発足後100日以内に2億回のワクチン接種も実現できる?
バイデン政権発足から58日目の3月19日、米国は1億回のワクチン接種を達成しました。政権発足後100日以内の目標を1カ月以上も早く達成したことから、バイデン大統領は20日、「政権発足後100日目には2億回も可能かもしれない」と述べたと AP 通信が報じています。CDC のデータによると、2020年12月に最初のCOVID-19ワクチンがFDAに認可されて以来、ワクチンの総投与回数は約1億2400万回で、そのうち約1650万回分はトランプ政権下で投与されています。また、21日時点で65歳以上の68.8%が少なくとも1回目の接種を受け、41.8%は必要な接種を完了したことがわかっています。