新型コロナウイルスについて、ワシントン州の情報を中心に、アメリカの主なニュースを掲載しています。
2021年4月10日(土)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数37万6230人 前日比+1503
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
4月9日集計:
累計感染者数 376,230人(前日比+1503)
累計入院者数 20,961人(前日比+20)
累計死者数 5,322人 ※土日更新なし
ワクチン接種回数 3,943,100
死亡率 1.4%
■ 州内の約70の経済団体、郡のフェーズ決定の延期を要求
ワシントン州政府が各郡の新型コロナウイルス感染状況を12日に評価し、一部の郡をフェーズ3からフェーズ2に戻すかどうかを12日に発表するこについて、Association of Washington Business(ワシントンビジネス協会)や Washington Hospitality Association(ワシントンホスピタリティ協会)など、州内の約70の経済団体が、ジェイ・インスリー州知事に対し、決定を3週間延期するよう書簡で求めたと AP 通信が報じています。
2021年4月9日(金)
■ 16歳以上のキング郡住民の約26%が、新型コロナウイルスのワクチン接種完了
ワシントン州保健局によると、ワシントン州で最も人口の多いキング郡では、130万2745回分のワクチンが投与されました。1回目の接種を受けた人は、16歳以上のキング郡住民の43%にあたる80万人近くに達しています。必要な接種がすべて完了している人は、約26%。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
■ 新型コロナウイルス すべての接種が完了した州民の割合は20.85%
ワシントン州保健局によると、4月7日時点で1回目の接種が完了した州民の割合は32.68%、すべての接種が完了した州民の割合は20.85%です。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数37万4974人 前日比+1589
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
4月8日集計:
累計感染者数 374,974人(前日比+1589)
累計入院者数 20,941人(前日比+8)
累計死者数 5,322人(前日比+6)
ワクチン接種回数 3,943,100
死亡率 1.4%
■ ワシントン州知事、経済活動・社交再開計画『ヘルシー・ワシントン』 のフェーズの基準を更新
ワシントン州のインスリー知事は9日、経済活動・社交再開計画『ヘルシー・ワシントン』 のフェーズ3に郡がとどまるための基準を更新し、明確にしました。[もっと詳しく]
2021年4月8日(木)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数37万3212人 前日比+1143
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
4月7日集計:
累計感染者数 373,212人(前日比+1143)
累計入院者数 20,933人(前日比+48)
累計死者数 5,316人(前日比+10)
ワクチン接種回数 3,798,746
死亡率 1.4%
■ 新型コロナウイルスのワクチンの対象年齢
ワシントン州保健局が、新型コロナウイルスのワクチンの対象年齢について改めて告知しています。
ファイザー/ビオンテック:16歳以上
モデルナ:18歳以上
ジョンソン・エンド・ジョンソン:18歳以上
このため、ワシントン州保健局は、ワクチン検索のウェブサイト『Vaccine Locator』やアプリにワクチンの種類を記載して、手続きを簡素化できるように努めており、また、医療機関には予約可能なワクチンの種類を明記することを勧めています。また、ワクチンの種類が記載されていない場合は医療機関に問い合わせる必要があるかもしれないこと、4月15日から16歳以上のワクチン接種が可能になりますが16歳~17歳の場合は法的に親権を破棄されていない限り、ワクチンを接種するには親または保護者の同意が必要になるかもしれないことなどの注意を呼び掛けています。
■ ジョンソン・エンド・ジョンソンの工場での製造ミスはワクチンの分配に大きな影響なし
先週、ボルチモアの工場で約1500万回分のジョンソン・エンド・ジョンソン社製の新型コロナウイルス感染症ワクチンが台無しになってしまいましたが、ワシントン州保健局は「この損失にもかかわらず、連邦政府のパートナーは、これがワクチンの割り当てに大きな影響を与えることはないだろうと話している」と発表しました。ジョンソン・エンド・ジョンソン社は、5月末までに米国で使用する1億回分のワクチンを製造するという目標に向けて順調に前進しているとのことです。
2021年4月7日(水)
■ 新型コロナウイルス すべての接種が完了した州民の割合は19.98%
ワシントン州保健局によると、4月5日時点で1回目の接種が完了した州民の割合は31.39%、すべての接種が完了した州民の割合は19.98%です。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数37万2170人 前日比+1582
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
4月6日集計:
累計感染者数 372,170人(前日比+1582)
累計入院者数 20,885人(前日比+66)
累計死者数 5,306人(前日比+7)
ワクチン接種回数 3,798,746
死亡率 1.4%
■ シアトル市、キング郡に在住または勤務する16歳以上のワクチン接種登録受付開始
シアトル市は7日、キング郡に住んでいる、または働いている16歳以上の人の、新型コロナウイルスのワクチンを接種するための登録(preregistration)受付を開始しました。[もっと詳しく]
■ シアトル公立図書館、市内の3つの図書館で屋内サービスの利用を再開
シアトル公立図書館が、4月27日から市内にある3つの図書館で屋内サービスを一部再開すると発表しました。屋内サービスが再開されるのは、レイクシティ、サウスウエスト、ビーコン・ヒルの3カ所で、火曜日から土曜日の正午から午後6時まで最大収容人数の25%が屋内に入ることができ、予約した本の受け取りや貸し出し、身体的距離を維持した位置に配置されたコンピュータの利用、トイレの利用、電子機器の充電、屋内での読書などができます。図書館職員も利用者もマスクの着用が義務付けられています。なお、会議室や自習室は利用できません。
■ アメリカで現在感染が広がっている新型コロナウイルスは変異株B117が主流
ホワイトハウスの新型コロナウイルス対策班の会見で、CDC所長のワレンスキー博士は、アメリカで現在感染が広がっている新型コロナウイルスは、最初にUKで報告された変異株B117が主流となっていると発表しました。CDC は公式サイトで変異株による症例数を発表しています。
■ カウリッツ郡のみ州の経済活動・社交再開計画のフェーズ2に戻される可能性
ワシントン州南西部のカウリッツ郡で新規感染者が増えているのはカラオケパーティーと社交的な集まりが原因であることから、来週にもカウリッツ郡のみ州の経済活動・社交再開計画のフェーズ2に戻される可能性があると、シアトル・タイムズが報じています。ワシントン州の全39郡は3月22日にフェーズ3に移行しましたが、これを継続するには、過去7日間の新規感染者数が住民10万人あたり200人未満、新規入院者数が住民10万人あたり5人未満である必要があります。しかし、カウリッツ郡では3月12日~3月25日に約203件の新規症例が報告されています。
2021年4月6日(火)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数37万652人 前日比+653
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
4月5日集計:
累計感染者数 370,652人(前日比+653)
累計入院者数 20,819人(前日比+37)
累計死者数 5,299人(2日比+14)
ワクチン接種回数 3,722,703
死亡率 1.4%
■ シアトル・タコマ国際空港、春休みの旅行客で混雑
Did you think you were the only one trying to get out of town for spring break? We’re BUSY and no longer the empty airport that you may have seen a year ago. Wondering why security checkpoint lines are looking longer these days? Read ➡️ https://t.co/qcROxidr7B #FlyHealthySEA pic.twitter.com/I0k2QUv5Ch
— Seattle-Tacoma Intl. Airport (@flySEA) April 6, 2021
シアトル・タコマ国際空港の統計ではまだ58%減ですが、過去一年(52週間)の間に着実に利用者数は増加しています。第14週にTSAの検査を通過した人は31,800人。同空港の週ごとのTSAの検査を通過した人の数は公式サイトで公開されています。
■ ワシントン州キング郡南部在住者のワクチン接種
ワシントン州キング郡南部在住者で、現在ワクチン接種資格のある人は、4月7日(水)と12日(月)に1回接種のジョンソン&ジョンソンのワクチン接種をアーバーン・アウトレット・モールで受けられます。予約はシアトル・キング郡公衆衛生局の公式サイトで。
■ インドで新たに発見された変異株をカリフォルニア州でも発見
インドで最初に発見された新型コロナウイルスの変異株(まだ正式名称がない、新しいウイルス)が、スタンフォード大学の科学者によってカリフォルニア州で発見されたとロサンゼルス・タイムズが報じています。「BBCなどでは "double mutant" と呼ばれるこの変異株は、CDC(疾病予防管理センター)が追跡調査している他の変異株の中にも確認されているように、遺伝子構成に一つだけでなく二つの懸念される変異が含まれているため、一部の科学者の間で懸念が広がっている。スタンフォード大学の臨床ウイルス学研究所所長のベンジャミン・ピンスキー博士は、月曜日のインタビューで、この二つの変異が組み合わさったときに、どのように作用するかはわかっていません」。
■ バイデン大統領「すべての成人へのワクチン接種提供開始期限を4月19日に繰り上げ」
バイデン大統領は6日、「アメリカの各州ですべての成人に新型コロナウイルスのワクチンが提供される期限を5月1日から2週間早い4月19日に繰り上げる」と発表しました。バイデン大統領は新しい変異株による感染が広がっていること、感染者数が増加し、入院者数は減っていないこと指摘し、マスクの着用、ソーシャルディスタンシング、手を頻繁に洗うことを続けるよう呼びかけました。
■ 2021年4月1日までに新型コロナウイルス検査で陽性と判定された子どもは347万人近く
American Academy of Pediatrics(米国小児科学会)と Children’s Hospital Association(子ども病院協会)によると、パンデミックの発生から2021年4月1日までに新型コロナウイルス検査で陽性と判定された子どもは347万人近くにのぼっています。また、過去2週間で患者数がわずかに増加した後、新規感染者数は前週とほぼ同じ約64,000人でした。年齢別のデータは各州の発表で確認できます。「現時点では、COVID-19による重症化は、子どもたちの間ではほとんどないようだ。しかし、パンデミックが子どもたちに与える長期的な影響については、ウイルスが感染した子どもたちの長期的な身体的健康にどのような影響を与えるか、感情的・精神的な健康への影響など、より多くのデータを収集することが急務である」
■ カリフォルニア州、ワクチン接種と入院患者数が安定していれば、6月15日までに経済活動を再開
カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は6日、新型コロナウイルスのワクチン接種と入院患者数が安定していれば、6月15日までにカリフォルニア州の経済活動を再開すると発表したと、CNBC News が報じました。「カリフォルニア州で2000万本以上のワクチンが投与された今、経済を完全に再開するための検討を始める時が来た」「しかし、警戒を怠らず、ここまで来るために行ってきたこと - マスクの着用やワクチンの接種など - を継続する必要があるが、このトンネルの先にある光はこれまでになく明るい」と述べたとのことです。
■ アメリカで少なくとも一人の親を新型コロナウイルスで亡くした子どもは推定約4万人
アメリカでは、両親の一人、または両方を新型コロナウイルスで亡くした子どもが推定約4万人おり、そのうち4分の3が10代であることが、ロングアイランドにあるニューヨーク州立大学ストーニーブルック校の研究者らの研究で算出されたと、ニューヨーク・デイリー・ニュースが報じました。研究者らは、COVID-19で死亡した成人の子どもの数を推定し、外挿してこの結論に達したとのことです。JAMA Pediatrics 誌に掲載されたこの研究モデルによると、COVID-19で死亡した大人一人につき、乳児期から17歳までの0.078人の子どもが「親を亡くした」ことになり、COVID-19がなかった場合に比べて17.5%から20.2%多くなっています。「2021年2月の時点で、COVID-19により少なくとも1人の親を失った0歳から17歳までの子どもは3万7300人で、そのうち4分の3は思春期の子どもだった」。
2021年4月5日(月)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数37万17人 前日比+736
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
4月4日集計:
累計感染者数 370,017人(前日比+736)
累計入院者数 20,782人(前日比+94)
累計死者数 5,285人(2日比+7)
ワクチン接種回数 3,722,703
死亡率 1.4%
■ スノホミッシュ郡、6つ目の集団予防接種センターを開設
スノホミッシュ郡が、チュラリップ(Tulalip)市に6つ目の集団予防接種センターを開設しました。この集団予防接種センターはドライブスルー式で、現在のフェーズでの予防接種対象者が予約して利用できます。予約サイトはこちら。
■ シアトル・サウンダーズの本拠地で7000人が観戦可能に
シアトル・サウンダーズ FC は、シアトル・キング郡公衆衛生局やワシントン州保健局などからの承認を受け、1年以上ぶりに7,000人の観客が本拠地ルーメン・フィールド(旧センチュリーリンク・フィールド)で試合を観戦できるとの許可を得ました。ワシントン州では現在、経済活動・社交再開計画の「フェーズ3」で、屋外スポーツイベントでは会場収容人数の25%または9,000人のいずれか低い方の人数を受け入れられるようになっていることから、サウンダーズFC の4月16日(金)の MLS シーズン開幕戦(対ミネソタ・ユナイテッド戦:午後6時30分試合開始)を含む、2021年最初のホーム試合5試合に観客が入れることになります。入場券は来週からシーズンチケット保持者優先で発売されます。
■ シアトル市交通局「School Streets」を設定
キンダーガーテンから5年生が対面授業を再開したことにともない、シアトル市の学校は、徒歩、車いす、自転車などで通学する児童生徒のために「School Streets」を指定することを、交通局にリクエストできるようになっています。学校の始業時間に合わせて、ソーシャルディスタンシングを維持し、学校前の交通渋滞を緩和し、家族が徒歩や自転車で通学すること、または数ブロック先に駐車して徒歩で通学することを奨励することが目的です。
■ シアトル学区、キンダーガーテンから5年生が対面授業を再開
シアトル学区は4月5日からキンダーガーテンから5年生が対面授業を再開しました。対策の詳細は学区の公式サイトで確認できます。
2021年4月4日(日)
■ シアトル周辺の住民が変異株による感染を予防するための実験的な追加接種に参加
新型コロナウイルスのワクチン接種を完了している76歳の女性が、昨年末に南アフリカで最初に報告された変異株「B.1.351」による感染を予防するための実験的な追加接種に参加したと、シアトル・タイムズが報じています。この試験では、200人以上のボランティアが参加し、ワクチンの安全性と免疫反応が評価されます。その中には、この女性と同じように、従来型の新型コロナウイルスのワクチン接種を完了しているシアトル在住の約50人が含まれます。ワシントン州の保健局によると、1月以降、ワシントン州ではこの変異株による症例が少なくとも17件確認されています。
■ カナダの一部の州が経済活動や社交の規制を厳格化
カナダの一部の州では、新型コロナウイルスの再流行を抑制するため、経済活動や社交に新たな規制が導入されていると、ワシントン・ポストが報じています。以前よりも多くの若者が重症化し、医療システムを圧迫しているとのことです。ワシントン州に隣接するブリティッシュ・コロンビア州も屋内の飲食サービスや宗教の集まり、グループでのフィットネスクラスが3週間にわたり禁止となります。ブリティッシュ・コロンビア州ウィスラーのスキー場も3週間にわたり閉鎖されます。CBC によると、ウィスラーでは3月22日から3月28日の6日間に218の症例数が報告されていますが、そのうち約83%は20-39歳であることがわかっています。