新型コロナウイルスについて、ワシントン州の情報を中心に、アメリカの主なニュースを掲載しています。
2021年5月8日(土)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数41万3980人 前日比+1484
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
5月7日集計:
累計感染者数 413,980人(前日比+1424)
累計入院者数 22,798人(前日比+99)
累計死者数 5,564人 ※土日更新なし
ワクチン接種回数 5,750,348
死亡率 1.4%
■ 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)が糖尿病を誘発する可能性
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)は、「糖尿病患者の死亡率を高めるだけでなく、これまで糖尿病ではなかった多くの人が糖尿病を誘発している」と、ブルームバーグが報じています。ミズーリ州の退役軍人省セントルイスヘルスケアシステムの臨床疫学センターを率いるAl-Aly氏らが、退役軍人省の医療データベースから得られたエビデンスにもとづき、米国で初めて行った調査の結果、COVID-19生存者は退役軍人省医療システムの非感染者に比べて、感染後6カ月間に新たな糖尿病診断を受ける可能性が約39%高いことがわかりました。「このリスクは、入院に至らなかった新型コロナウイルス感染症の患者1,000人につき、約6.5人の糖尿病患者が増えることを意味しています。また、入院患者では、その確率は1,000人あたり37人に増え、集中治療を必要とした患者ではさらに高くなります。」 このデータは先月、『Nature』 誌に掲載されました。
■ ワシントン州の一部の公立学校、新学年の始まる秋から全員が対面授業に移行する方向
ワシントン州の一部の公立学校は、新学年の始まる秋から全員が対面授業に移行する方向で進めているとシアトル・タイムズが報じています。一例として、ベルビュー、タコマなどの学区が全員が対面授業に移行する計画を発表しました。一方、ノースショア学区は、オンライン授業の方が効果を発揮した生徒や、新型コロナウイルス感染症やパンデミックの予測不可能な性質が理由で対面授業に戻ることに安心できない生徒がいることを考慮し、2021-2022年度に「ノースショア・バーチャルプログラム」の提供を計画していると発表。このプログラムは、幼稚園児から12年生までの希望者に、100%オンライン形式で学習をサポートするというものです。
2021年5月7日(金)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数41万2483人 前日比+1424
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
5月6日集計:
累計感染者数 412,483人(前日比+1424)
累計入院者数 22,699人(前日比+35)
累計死者数 5,564人(前日比+11)
ワクチン接種回数 5,750,348
死亡率 1.4%
■ シアトル・マリナーズ、ワクチン接種完了者に観戦チケットを10ドルから発売 その他の特典も
Fully vaccinated?
🔹 Get access to our fully vaccinated sections with tickets starting at just $10
🔹 Plus, all fully vaccinated fans get access to great rewards at @TMobilePark— Seattle Mariners (@Mariners) May 7, 2021
シアトル・マリナーズは7日、本拠地 T-Mobile Park での試合で、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種完了者専用セクションを設け、ワクチン接種を完了したファンに特典を提供すると発表しました。[もっと詳しく]
■ WHO、中国のシノファーム製ワクチンの緊急使用を承認
WHO は7日、中国の中国医薬集団(シノファーム)が開発した新型コロナウイルスのワクチンの緊急使用を承認しました。
■ 日本政府、緊急事態宣言を5月31日まで延長
日本政府は7日(日本時間)、4月25日から5月11日までの予定で東京、大阪、兵庫、京都の4都府県に出した緊急事態宣言を、5月31日まで延長すると発表しました。また、12日から愛知、福岡を加え、6都府県に拡大します。詳細は新型コロナウイルス感染症対策推進室(内閣官房)の公式サイトで確認できます。
2021年5月6日(木)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数41万1075人 前日比+1388
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
5月5日集計:
累計感染者数 411,075人(前日比+1388)
累計入院者数 22,664人(前日比+50)
累計死者数 5,543人(前日比+14)
ワクチン接種回数 5,642,156
死亡率 1.4%
■ ワシントン大学保健指標評価研究所「COVID-19による死亡者数は世界で約690万人」 公式発表の2倍以上
With this total COVID-19 mortality adjustment, these are the countries that we estimate currently have the highest total COVID-19 deaths .vs. reported COVID-19 deaths: pic.twitter.com/v7af0kO6Ab
— Institute for Health Metrics and Evaluation (IHME) (@IHME_UW) May 6, 2021
ワシントン大学保健指標評価研究所(Institute for Health Metrics and Evaluation:IHME)は6日、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による世界の死亡者数は約690万人で、公式発表の2倍以上という最新の分析結果を発表しました。[もっと詳しく]
■ 飲食業向け補助金の申請受付 最初の2日間に18万6200件の申請を受け付け
3日から始まった飲食業向け補助金「Restaurant Revitalization Fund(RRF)」で、最初の2日間に全米50州、ワシントンD.C.、5つの米国準州から18万6200件の応募があったことが、米国中小企業庁(SBA)の発表でわかりました。そのうち9万7600件は、女性(4万6400人)、退役軍人(4200人)、社会的・経済的に不利な立場にある人(3万800人)、またはこれら3グループの混合(1万6200人)が経営するレストラン、バー、その他の対象事業者からの申請となっています。パンデミック前の年間売上高が50万ドル未満の企業からの申請は6万1700件。これはアメリカで最も小規模なレストランやバーを代表するものと見られます。この補助金は、バイデン大統領が3月11日に署名した総額1.9兆ドルの米国救済計画法(The American Rescue Plan Act of 2021)に含まれる286億ドルの補助金で、レストランやバーなどの飲食業が対象です。詳細・申請方法は、米国中小企業庁(SBA)の公式サイトで確認できます。
2021年5月5日(水)
■ ワシントン州 住民の43.99%は1回接種済み、31.60%は接種完了
ワシントン州保健局によると、昨年12月にワクチン接種が開始されてから、ワシントン州で564万2156回分のワクチンが使用され、住民の43.99%は1回接種済み、31.60%は接種完了となっています。また、現在ワクチン接種を受けられる16歳以上では54.82%が1回接種済み、39.38%が接種完了となっています。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数40万9933人 前日比+1597
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
5月4日集計:
累計感染者数 409,933人(前日比+1597)
累計入院者数 22,614人(前日比+58)
累計死者数 5,528人(前日比+11)
ワクチン接種回数 5,642,156
死亡率 1.4%
■ 「新型コロナウイルス感染症による米国での被害は7月末までに急激に減少する」と専門家チームが予測
連邦政府が今日発表した調査結果によると、「専門家チームは、新型コロナウイルス感染症による米国での被害は7月末までに急激に減少する」と予測していると、AP通信などが報じています。しかし、同時にワクチンを接種していない人がマスクの着用や他人との距離の取り方などの基本的な感染予防策を守らなければ、入院や死亡が「大幅に増加」する可能性があると警告しています。この調査結果には6つの研究グループによるワクチン接種の進行状況や人々の行動が現在から9月までの米国のパンデミックに与える影響についての予測が含まれています。
■ 「ニューヨーク市で初めて報告された変異株によって感染・重症化のリスクが高まったりすることはない」
CDC によると、最初にニューヨーク市で初めて報告された新型コロナウイルスの変異株「B.1.526」の初期のエビデンスにもとづき、現在までのところ、この変異株でワクチン接種後に重症化したり、感染のリスクが高まったりすることはないとされています。
2021年5月4日(火)
■ ワシントン州で予防接種完了証明書として認められるものは?
ワシントン州のインスリー知事が3日に発表した観客イベントおよび宗教団体に関するガイダンスの最新版で、予防接種が完了したことの証明(proof of full vaccination)として認められるものが明確化されています。[もっと詳しく]
■ ワシントン州 住民の43.65%は1回接種済み、31.20%は接種完了
ワシントン州保健局によると、昨年12月にワクチン接種が開始されてから、ワシントン州で558万7640回分のワクチンが使用され、住民の43.65%は1回接種済み、31.20%は接種完了となっています。また、現在ワクチン接種を受けられる16歳以上では54.40%が1回接種済み、38.88%が接種完了となっています。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数40万8607人 前日比+1424
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
5月3日集計:
累計感染者数 408,607人(前日比+1424)
累計入院者数 22,556人(前日比+84)
累計死者数 5,528人(前日比+21)
ワクチン接種回数 5,587,640
死亡率 1.4%
■ バイデン大統領「7月4日までに成人のアメリカ人の70%に少なくとも1回のワクチン接種を」
ジョー・バイデン大統領は、新型コロナウイルスの予防接種へのアクセスを拡大し、国を正常な状態に近づけるため、独立記念日にあたる7月4日までに成人のアメリカ人の70%に少なくとも1回のワクチン接種を行うという新たな目標を設定しました。AP通信によると、今回の政権では初めて、ワクチンに対する需要の少ない州から、ワクチンに対する関心の高い地域へとワクチンの分配をシフトする動きも見られるとのこと。「バイデン大統領の目標では少なくとも1億8100万人の成人に1回目の予防接種を行い、1億6000万人に完全な予防接種を行うことになり、これは、予防接種への関心が薄れてきていることを暗黙のうちに認めたことになる」。
■ 2~11歳に使用する緊急承認を9月に FDA に申請を予定
ニューヨーク・タイムズが報じたところによると、FDA は来週初めまでにファイザー/ビオンテックの新型コロナウイルスワクチンを12~15歳に使用することを認める緊急使用許可を出す予定。またファイザーは2~11歳に使用する緊急承認を9月に FDA に申請を予定しているほか、16~85歳を対象として緊急承認されているワクチンの完全承認を今月中に申請することも予定しているとのこと。8月上旬までには、妊婦にワクチン接種する場合の安全性に関する臨床試験データが集まる見込みとしています。
■ ワシントン州、全39郡のフェーズ変更を保留 経済活動・社交再開計画で
ワシントン州のインスリー知事は4日、シアトル・キング郡公衆衛生局のジェフ・ドゥーチン博士や州保健局のウマー・シャー博士とともに感染対策について会見を行い、向こう2週間にわたり州内39郡の経済活動・社交再開計画におけるフェーズの変更はないと発表しました。[もっと詳しく]
2021年5月3日(月)
■ ワシントン州の新型コロナウイルス感染状況 累計感染者数40万7191人 前日比+1100
ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの感染状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。
5月2日集計:
累計感染者数 407,191人(前日比+1100)
累計入院者数 22,472人(前日比+139)
累計死者数 5,507人(4月30日比+8)
ワクチン接種回数 5,587,640
死亡率 1.4%
■ ワシントン州で予防接種完了証明書として認められるものは?
ワシントン州のインスリー知事が3日に発表した観客イベントおよび宗教団体に関するガイダンスの最新版で、予防接種が完了したことの証明(proof of full vaccination)として認められるものが明確化されています。[もっと詳しく]
■ ワシントン州、観客イベント・宗教団体に関するガイダンスを更新 ワクチン接種完了者用セクション設置で収容人数を増加
ワシントン州のインスリー知事は3日、観客イベントおよび宗教団体に関するガイダンスの更新を発表しました。今回の変更は直ちに有効で、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けた人のためのセクションを追加することで施設の収容人数を増やすことができるようになるため、スポーツイベント、卒業式、宗教行事、その他同様の活動に影響があります。[もっと詳しく]
■ シアトル・マリナーズ、ホームゲームで新型コロナウイルスのワクチン接種を提供
シアトル・マリナーズは3日、ボルチモア・オリオールズと対戦する5月4日(火)から、シアトルの本拠地 T-Mobile Park での試合日に、新型コロナウイルスのワクチン接種サービスを提供すると発表しました。[もっと詳しく]
■ 「FDA がファイザー社のワクチンを12歳から15歳までに使用することを許可する準備中」ニューヨーク・タイムズが報道
ニューヨーク・タイムズが報じたところによると、食品医薬品局(FDA)は、来週初めまでにファイザー社のワクチンを12歳から15歳までに使用することを許可する準備をしているとのことです。ファイザー社は既にこの年齢層でも少なくとも成人と同様の効果があるとの試験結果を発表しています。「承認されれば、翌日に CDC のワクチン諮問委員会が開催され、臨床試験データを検討し、この年齢層のワクチン使用に関する勧告を行うことになりそうだ。」また、AP 通信は、ファイザー社とビオンテック社が先週、12歳から15歳の子供にも接種を拡大するよう、欧州の医薬品規制当局に要請書を提出したと報じています。
■ ワシントン州のエンタープライズ・サービス局、5月5日にワクチン接種を提供
ワシントン州の州都オリンピア市にあるエンタープライズ・サービス局が、5月5日に18歳以上の人にモデルナ社のワクチン接種を提供すると発表しました。予約はこちら。
■ ワシントン大学、すべての学生に新型コロナウイルス感染症の予防接種を義務付け
ワシントン大学は3日、「学生、教員、学術関係者、職員、そして地域社会の健康と安全を守るために、すべての学生に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の予防接種を義務付ける」と発表しました。[もっと詳しく]
■ 飲食業向け補助金の申請受付開始
飲食業向け補助金「Restaurant Revitalization Fund(RRF)」の受け付けが今日から始まりました。これは、バイデン大統領が3月11日に署名した総額1.9兆ドルの米国救済計画法(The American Rescue Plan Act of 2021)に含まれる286億ドルの補助金で、レストランやバーなどの飲食業が対象です。詳細・申請方法は、米国中小企業庁(SBA)の公式サイトで確認できます。
■ キング郡で新規感染者数・新規入院数が引き続き増加
シアトル・キング郡公衆衛生局が5月3日の朝に発表した4月25日までのデータによると、キング郡での過去14日間の住民10万人あたりのコロナウイルス感染者数は242.3人、過去7日間の住民10万人あたりのCOVID-19による新規入院数は6.5人に増加しています。フェーズ3にとどまるには、住民10万人あたりの感染者数が200人未満、入院者数が5人未満であることが必要です。
2021年5月2日(日)
■ キング郡のワクチン接種状況
シアトル・キング郡公衆衛生局によると、4月30日の時点で住民の64.3%が初回接種を受けており、42.4%がワクチン接種を完了しています。過去7日間に9万2375回の接種が行われました。
■ ワシントン州のワクチン接種状況
ワシントン州保健局によると、4月28日時点で州民の29.87%がワクチン接種を完了しており、42.45%が初回接種を受けています。年齢別、人種別のデータは公式サイトで確認できます。
■ ワシントン州北東部の町リパブリックで集団感染が発生
シアトルから車で約300マイル(約480km)離れたワシントン州北東部にある小さな町リパブリックで、先月9日~11日に行われた大規模な屋内イベントが原因と見られる集団感染が発生し、人口1070人(2018年)の約10%が新型コロナウイルス検査で陽性判定が出ていると AP 通信が報じています。フェリー郡メモリアル病院に収容しきれなかった患者はウェナチーやヤキマの病院に搬送されています。
■ 予防接種を完了している人は全米で1億477万4652人
CDC によると、5月2日午前6時時点のデータは次のとおりです。
【1回目の接種を受けた人】
合計1億4704万7012人
全人口に占める割合 44.3%
18歳以上 56.1%
65歳以上 82.7%
【予防接種を完了している人】
合計1億477万4652人
全人口に占める割合 31.6%
18歳以上 40.3%
65歳以上 69.6%
詳細は COVID-19 Vaccinations in the United States で確認できます。