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新型コロナウイルス感染症(COVID-19) アメリカ、ワシントン州の主なニュース

新型コロナウイルス

2021年7月17日(土)

■ 2020年の米国における薬物過剰摂取による死亡者数が30%近く増加

CDC(疾病予防管理センター)によると、2020年の米国における薬物過剰摂取による死亡者数は2019年の7万2151人から29.4%増の9万3000人に達し、過去最高となりました。CNNによると、合成オピオイド(主にフェンタニル)およびメタンフェタミン、コカイン、天然および半合成オピオイド(処方された鎮痛剤など)による死亡が増加しています。

2021年7月16日(金)

■ ワシントン州のワクチン宝くじ 『Shot of a Lifetime』 最高金額100万ドルの当選者発表

ワシントン州のワクチン宝くじ 『Shot of a Lifetime』 で最後の抽選が行われました。最高額の賞金100万ドルに当選したのは、キング郡南部在住のキャメロン・Mさん(23)。インスリー知事は「ワクチン宝くじのおかげで、ワシントン州では全年齢層の接種率が24%上昇したと推定されている。これにより、約3万人の人々が自分自身と地域社会を守ることになる」とツイートしましたが、その数字についての詳細はシアトル・タイムズの記事でも読むことができます。

■ 「”予防接種を受けていない人たちのパンデミック” になりつつある」

米国でのワクチン接種活動は地域によって大きな差がある状況が続いています。米国全体でワクチン接種を完了した人はまだ48.4%。AP通信によると、全米における新型コロナウイルス感染症の死亡者数と新規感染者数は冬から大幅に減少していますが、それ以来初めて50州すべてで感染者が増加しています。また、CDC所長のロッシェル・ワレンスキー博士は、入院や死亡のほとんどが予防接種を受けていない人たちであることから、米国でのパンデミックは「予防接種を受けていない人たちのパンデミック」になりつつあると警告しています。

■ 米国在住者の48.4%がワクチン接種を完了

CDC によると、7月16日午前6時時点のデータは次のとおりです。

【1回目の接種を受けた人】
合計1億8542万4899人
全人口に占める割合 55.9%
12歳以上 65.3%
18歳以上 68%
65歳以上 88.9%

【予防接種を完了している人】
合計1億6068万6378人
全人口に占める割合 48.4%
12歳以上 56.6%
18歳以上 59.3%
65歳以上 79.3%

詳細は COVID-19 Vaccinations in the United States で確認できます。

2021年7月15日(木)

■ ワシントン州の新型コロナウイルス流行状況 死者数は6,036人に

ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの流行状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。

7月14日集計:
累計感染者数 459,306人(前日比+789)
累計入院者数 26,032人(前日比+44)
累計死者数 6,036人(前日比+9)
死亡率 1.3%

■ カナダ、ワクチン接種を完了した米国在住者の入国を8月中旬に開始する可能性

カナダのトルドー首相は15日、ワクチン接種を完了した米国在住者のカナダ入国を再開する時期を8月中旬とすることを明らかにしました。CTV によると、カナダの接種率がこのまま上昇傾向にあれば、9月初旬には世界中からワクチン接種を完了した旅行者の入国を許可する可能性があるとのことです。

■ 米国のインフレ率が上昇 2008年8月以来、12ヶ月間で最も急激なインフレ

米国ではパンデミックによる景気後退からの急速な回復と同時にインフレ率が上昇しています。労働省によると、消費の急激な回復が広範囲の供給不足と重なって、米国の6月の消費者物価は過去13年間で最も上昇しました。今年5月から6月だけで0.9%、過去1年間で5.4%上昇しており、2008年8月以来、12ヶ月間で最も急激なインフレとなりました。AP通信は、「変動の激しい石油・ガス価格を除いた、いわゆるコアインフレ率(core inflation)は、過去1年間で4.5%上昇し、1991年11月以来の最大の上昇率」「FRBとホワイトハウスは、これは一時的なもので、「サプライチェーンのボトルネックが解消され、経済が正常な状態に戻れば価格の上昇は弱まる」という見解を示しており、一部のエコノミストやウォールストリートの投資家はこれに賛同している」と報じています。

■ カリフォルニア州ロサンゼルス郡、屋内でのマスク着用を再び義務化

全米最大の人口を有するカリフォルニア州ロサンゼルス郡は、新型コロナウイルスの感染者や入院者が再び増加していることから、17日(土)午後11時59分から、ワクチン接種の有無にかかわらず、屋内でのマスク着用を義務づけると発表しました。CNNによると、ロサンゼルス郡の1日の検査陽性率は3.75%と、6月15日の1.2%から上昇しています。ロサンゼルス郡公衆衛生局のニュースリリースによると、経済活動を全面再開した6月15日には210名の新規感染者が報告されていましたが、7月15日に報告された新規感染者数は1,537名で、3月中旬以降で最も多くなっています。また、7月15日の検査陽性率は3.7%で、6月15日の検査陽性率の約0.5%の7倍以上となりました。「このような急速な増加に加え、より感染率の高いデルタ変異株の存在感が増しており、潜在的に何百万人もの人々が感染の危険にさらされていることから、自分の感染リスクと他人に感染させる可能性のあるリスクを低減する必要がある」。詳細はロサンゼルス郡公衆衛生局の公式サイトで確認できます。

■ 米国の失業保険の申請件数が36万件に減少

7月10日までの1週間における米国の失業手当申請件数が、パンデミック宣言が出されて以来最低水準の36万件に減少したことが、米国労働省の発表でわかりました。前週から2万6000件減少し、昨年3月14日以来の低水準となっています。

2021年7月14日(水)

■ ワシントン州の新型コロナウイルス流行状況 死者数は6,027人に

ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの流行状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。

7月13日集計:
累計感染者数 458,517人(前日比+730)
累計入院者数 25,988人(前日比+33)
累計死者数 6,027人(前日比+5)
死亡率 1.3%

■ ワシントン州、ワクチン接種率70%の目標を達成

ワシントン州保健局は14日、ワシントン州がワクチン接種率70%の目標を達成したことを発表しました。7月12日の時点で、16歳以上の人の70%が新型コロナウイルス感染症ワクチンを少なくとも1回接種しています。これには、ワシントン州予防接種情報システムによる接種率と、国防総省および退役軍人局による集計データが含まれています。昨年12月15日にワシントン州でワクチン接種が開始されてから約7カ月かかりました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。

2021年7月13日(火)

■ ワシントン州の新型コロナウイルス流行状況 死者数6,022人に

ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの流行状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。

7月12日集計:
累計感染者数 457,814人(前日比+1125)
累計入院者数 25,950人(前日比+63)
累計死者数 6,022人(前日比+22)
死亡率 1.3%

■ UW Medicine、ジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチン研究へのボランティア参加者募集

ワシントン大学の UW Medicine の研究者らは、ジョンソン・エンド・ジョンソン社のワクチンの1回接種で新型コロナウイルスやその変異株を回避できるかどうかを研究している全米の12の施設の一つですが、現在、研究に参加するボランティアを募集しています。シアトル・タイムズによると、この臨床試験は、National Institute of Allergy and Infectious Diseases(国立アレルギー・感染症研究所)が主催するもので、すでに緊急使用許可を受けたワクチンを接種した人を対象に、追加接種の安全性と有効性を検証することが目的です。

2021年7月12日(月)

■ ワシントン州の新型コロナウイルス流行状況 死者数6,000人に

ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの流行状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。

7月11日集計:
累計感染者数 456,709人(10日比+447)
累計入院者数 25,887人(9日比+929)
累計死者数 6,000人(9日比+3)
死亡率 1.3%

■ シアトル市、 『Welcome Back Week』 を開催

シアトル市は、パンデミックで大きな影響を受けた中心市街地を活性化させるため、7月12日から26日にかけてウエストレイク、パイオニア・スクエア、インターナショナル・ディストリクトなどでさまざまなイベントを開催します。[もっと詳しく]

■ FDA、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の新型コロナウイルス感染症ワクチンに警告ラベルを近日中に追加する計画

複数の報道によると、ワクチンを接種した1,280万人のうち約100人が、ほぼ回復可能な神経疾患であるギラン・バレー症候群(Guillain-Barré syndrome)を発症したことを受け、FDA(食品医薬品局)は、ジョンソン・エンド・ジョンソン社の新型コロナウイルス感染症ワクチンに警告ラベルを近日中に追加する計画です。ニューヨーク・タイムズによると、バイデン政権は早ければ13日にもこの新たな警告を発表する見込み。関係者は、ワクチンによって引き起こされる副反応は新型コロナウイルス感染症によって引き起こされる影響よりも致命的ではないとして、依然としてワクチン接種を受けるよう呼びかけています。

2021年7月11日(日)

■ 米国の1億5732万人以上がワクチン接種を完了

CDC によると、7月11日午前6時時点のデータは次のとおりです。65歳以上のワクチン接種率はほぼ80%となりました。

【1回目の接種を受けた人】
合計1億8413万2768人
全人口に占める割合 55.5%
12歳以上 64.9%
18歳以上 67.6%
65歳以上 88.7%

【予防接種を完了している人】
合計1億5926万6536人
全人口に占める割合 48%
12歳以上 56.1%
18歳以上 58.8%
65歳以上 79%

詳細は COVID-19 Vaccinations in the United States で確認できます。

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