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新型コロナウイルス感染症(COVID-19) アメリカ、ワシントン州の主なニュース 8月1日~8月7日

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新型コロナウイルス

2021年8月7日(土)

■ シアトル市、屋外カフェの今後についてパブリックコメントを募集

現在の許可は2022年5月31日までとなっていますが、シアトル市はこれを恒久化することを検討しており、経営者、従業員、利用客からのパブリックコメントを募集しています。

©Haruka

新型コロナウイルス感染対策の一環で、飲食店や小売店などの屋内での営業がワシントン州政府によって禁止されていたことから、シアトル市はレストランやカフェなどの飲食業者や小売業者が屋外でテーブルや屋根付きのパティオ、キャノピーやフェンスなどを使って、サービスを提供することを許可しました。屋外での営業許可は2022年5月31日までとなっていますが、シアトル市はこれを恒久化することを検討しており、経営者、従業員、利用客からのパブリックコメントを募集しています。[もっと詳しく]

■ カナダへの不要不急の目的での入国が8月9日から再開

カナダの税関・移民局員を代表する組合が労働協約で暫定的合意に達したと発表しました。これにより、ワクチン接種を完了した米国在住の米国市民と米国永住権保持者は、東海岸時間の8月9日から観光など不要不急の目的でカナダに入国できることになります。カナダ政府の公式サイトによると、カナダへの入国資格のある旅行者は、引き続き、カナダ到着前に新型コロナウイルスのPCR検査(molecular test)による陰性結果、またはカナダ出発の14日前から180日前までの間に受けた陽性結果を、国境でカナダ政府の職員に提示する必要があります。抗原検査(antigen test)は認められません。その他に必要なことについては、カナダ政府の公式サイトで確認できます。

2021年8月6日(金)

■ ワシントン州の新型コロナウイルス流行状況

ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの流行状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。

8月5日集計:
累計感染者数 488,640人(前日比+2341)
累計入院者数 27,461人(前日比+121)
累計死者数 6,168人(前日比+13)
死亡率 1.3%

■ アマゾン、倉庫に勤務する従業員にマスクの着用を義務付けると発表

アマゾン(本社:シアトル)は、倉庫に勤務する従業員に対し、ワクチン接種の有無に関わらず、8月9日からマスクの着用を義務付けると発表しました。USA Today によると、対象となる従業員は約90万人。

■ ユナイテッド航空、米国を拠点とする従業員にワクチン接種を義務付け

ユナイテッド航空が米国の航空会社では初めて従業員に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付けると通達したと、ワシントン・ポストが報じました。米国を拠点とする6万7000人が対象となります。米国では従業員にワクチン接種を義務付ける企業が増えています(NBC参照)。

2021年8月5日(木)

■ ワシントン州の新型コロナウイルス流行状況

ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの流行状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。

8月4日集計:
累計感染者数 486,303人(前日比+2955)
累計入院者数 27,340人(前日比+162)
累計死者数 6,155人(前日比+10)
死亡率 1.3%

■ カリフォルニア州、医療従事者に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付け

カリフォルニア州政府は州内の約220万人の医療従事者と長期療養施設の従業員に新型コロナウイルスのワクチン接種を9月30日までに完了することを義務付けると発表したと、CBS News が報じました。カリフォルニア州保健局によると、医療機関で従業員にワクチン接種を義務付けるのは同州が全米初。

■ Swedish Health Services、従業員にワクチン接種を義務付け

Swedish Health Services は、今週、すべての従業員に新型コロナウイルスのワクチン接種を義務付け、医学的または宗教的理由で接種を受けない場合は辞退書に署名することを求めると発表したと、シアトル・タイムズが報じました。ワシントン州政府は現時点で医療従事者にワクチン接種を義務付けていません。

■ アマゾン、オフィス勤務の再開を来年1月まで延期

アマゾン(本社:シアトル)がオフィス勤務の再開を来年1月まで延期することを社内に通知したと、シアトル・タイムズが報じました。同社は9月7日にオフィス勤務の再開を計画していましたが、新型コロナウイルスのパンデミックに関連する状況を注視し、ガイダンスを調整していくとのことです。

2021年8月4日(水)

■ ワシントン州の新型コロナウイルス流行状況

ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの流行状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。

8月3日集計:
累計感染者数 483,389人(前日比+2092)
累計入院者数 27,178人(前日比+102)
累計死者数 6,145人(前日比+9)
死亡率 1.3%

■ ワクチン接種証明の提示を義務付ける飲食店が増加

ワクチン接種証明の提示を義務付けるシアトル地域の飲食店が、7月末の約60軒から8月4日時点で100軒以上に増えていると、Eater シアトル版が報じています。シアトルのあるキング郡では16歳以上の住民の81%がワクチン接種を完了していますが、感染対策で営業規制を受けてきた飲食店は、デルタ型変異株による感染・入院の増加を受け、それぞれで対策を講じる段階に入っています。

■ バイデン政権、外国からの渡航者に新型コロナウイルス予防接種の義務付けを検討か

バイデン政権が米国に渡航するほぼすべての外国人旅行者に新型コロナウイルスの予防接種を義務付けるための第一歩を踏み出したと、ホワイトハウス関係者が水曜日に語ったと AP 通信が報じています。ワクチン接種の義務化は、外国人の米国への渡航制限を段階的に緩和するアプローチの一環として行われる。各政府機関が通常の渡航を再開するための安全な方法と時期を検討しているため、スケジュールはまだ決定されていないとのこと。最終的には、一部の限られた例外を除き、米国に入国するすべての外国人に新型コロナウイルス感染症のワクチン接種を受けることが義務付けられると予想される」。現時点で米国への渡航者は出発72時間以内の検査による陰性証明が必要となっています。

■ カナダ国境サービス庁の国境警備員、新たな労働協約を求めストライキの可能性

カナダ政府は7月19日に「ワクチン接種を完了した米国在住の米国市民と米国永住権保持者の不要不急の目的による陸路・空路での入国を8月9日から許可する」と発表しましたが、先日から報じられているように、カナダ国境サービス庁の国境警備員がストライキを起こす可能性があります。今日のウォールストリートジャーナルの報道によると、「カナダの税関・移民局員を代表する組合が、新たな労働協約が締結されない限り、金曜日の朝、陸路、空港、港でのサービスを削減する計画」とのことです。ストライキが起きれば、国境再開に影響が及ぶことは避けられません。

■ WHO、少なくとも9月末までは追加接種を一時停止するよう呼びかけ

世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種状況に格差があることから、初回接種を受けた人が少ない国で確実に接種できるようにするため、少なくとも9月末までは追加接種(ブースターショット)を一時停止するよう呼びかけました。

2021年8月3日(火)

■ ワシントン州でデルタ型変異株による感染・入院が急増

ワシントン州保健局は3日、デルタ型変異株が主流となったことにより、7月31日から8月3日までの間に、毎日平均1,500件の新規症例が報告されていると発表しました。ニュースリリースによると、病院の稼働率は2021年に入ってから最高レベルで、入院者数は先週から20%増の600人以上。12歳以上の新規感染者、入院者、死者の94%以上はワクチン接種を完了していなかったことがわかっています。

「100%効果のあるワクチンはありませんが、COVID-19ワクチンは変異株に対する強力な防御力を持ち、重症化や入院を防ぎ、死亡のリスクを下げることが証明されています」

■ 12歳以上のワシントン州民の69.6%がワクチンを少なくとも1回接種

ワシントン州保健局によると、8月2日時点で、12歳以上のワシントン州民の69.6%が新型コロナウイルス感染症のワクチンを少なくとも1回接種しています。この集計には、州の予防接種情報システム(IIS)のデータや、国防総省および退役軍人局の集計データを含んでいるため、ワシントン州保健局のCOVID-19 Data Dashboard よりも高くなっています。

■ ワシントン州の新型コロナウイルス流行状況

ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの流行状況を発表しました。今日の累計感染者数には、2021年7月30日から8月1日の間に報告され、集計に含まれていなかった約4,000人が含まれています。2021年7月26日から8月3日までの陰性検査結果のデータは不完全なため、この期間の陰性検査結果と陽性率は、慎重に解釈する必要があります。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。

8月2日集計:
累計感染者数 48,1357人(前日比+5476)
累計入院者数 27,076人(前日比+119)
累計死者数 6,136人(前日比+9)
死亡率 1.3%

■ CDC、入居者の強制退去の猶予期間を10月3日まで延長

CDC(疾病管理予防センター)は、パンデミックの影響により家賃を支払えない入居者に対して住居の立ち退きを猶予する措置を10月3日まで延長しました。感染率が高い地域のみが対象です。

■ マイクロソフト、従業員などにワクチン接種を義務付け

マイクロソフト(本社:レドモンド)は3日、米国にあるオフィスの従業員、ベンダー、ビジターに対し、9月からワクチン接種証明書の提示を義務付けると発表しました。AP通信によると、同社はオフィス勤務の開始を10月4日以降に延期し、ワクチン接種を受けられない子どものいる社員を含む一部社員には在宅勤務を許可する計画です。先月29日に Google と Facebook がオフィス勤務を再開する従業員にワクチン接種証明書の提示を義務付けると発表していました。

■ ニューヨーク市、「9月からレストランなどの利用にワクチン接種証明を義務付ける」

ニューヨーク市が「9月からレストランやジム、映画館や劇場に入る前に少なくとも一回の新型コロナウイルスの予防接種を受けたことの証明を義務付ける」と発表しました。シアトル市はそうした決定はしておらず、レストランやバーがそれぞれで利用客に対しワクチン接種証明を求めるかどうか決定し、発表しています。

2021年8月2日(月)

■ ワシントン州の新型コロナウイルス流行状況

ワシントン州保健局が新型コロナウイルスの流行状況を発表しました。詳細は COVID-19 Data Dashboard で確認できます。

8月1日集計:
累計感染者数 475,881人(前日比+1077)
累計入院者数 26,957人(前日比+186)
累計死者数 6,127人(7月30日比+5)
死亡率 1.3%

■ ワシントン州東部の学区の保護者の一部、対面学習でのマスク着用義務化に猛反対

デルタ型変異株による感染の増加を受け、ワシントン州では、「秋に始まる新学年度の対面学習ではワクチン接種を完了していてもマスク着用をすること」と知事が発表しましたが、ワシントン州東部の学区の保護者の一部が猛反対していると Tri-City Herald が報じています。ケネウィック、リッチランド、パスコの学区は知事の発表した規定に従うと発表しましたが、保護者の一部はマスクは不要として、知事に従う学区を批判しました。

■ 米国、18歳以上の初回接種率70%の目標を達成

CDC によると、8月2日午前6時時点のデータは次のとおりです。バイデン政権が目標に掲げていた独立記念日の7月4日から約1カ月遅れたことになります。

【1回目の接種を受けた人】
合計1億9181万8585人
全人口に占める割合 57.8%
12歳以上 67.6%
18歳以上 70%
65歳以上 89.9%

【予防接種を完了した人】
合計1億6491万9666人
全人口に占める割合 49.7%
12歳以上 58.1%
18歳以上 60.6%
65歳以上 80.1%

詳細は COVID-19 Vaccinations in the United States で確認できます。

■ 日本政府が新たな水際対策措置を決定

日本政府が8月2日(日本時間)に新たな水際対策措置を決定しました。日本への帰国・入国等の際には最新の情報を確認する必要があります。これによると、ワシントン州から日本に行く場合、引き続き「検疫所の宿泊施設での3日間待機(退所後、入国後14日目まで自宅等待機)措置」の対象です。ワクチン接種を完了していても、同様の扱いとなります。詳細は外務省の公式サイトで確認できます。

2021年8月1日(日)

■ 米国、18歳以上の初回接種率がほぼ70%に

CDC によると、8月1日午前6時時点のデータは次のとおりです。

【1回目の接種を受けた人】
合計1億9149万8983人
全人口に占める割合 57.7%
12歳以上 67.5%
18歳以上 69.9%
65歳以上 90%

【予防接種を完了した人】
合計1億6475万7423人
全人口に占める割合 49.6%
12歳以上 58.1%
18歳以上 60.5%
65歳以上 80.1%

詳細は COVID-19 Vaccinations in the United States で確認できます。

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