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サザンレジデントオルカ Tahlequah(J35)の赤ちゃんは雄(オス)と判明

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ワシントン州の海域に生息するオルカ(シャチ)のグループ、サザンレジデント(Southern Resident)に属する Tahlequah(J35)が今月上旬に出産した赤ちゃん(J57)は雄(オス)であることが、The Center for​ Whale Research の発表でわかりました。

母親の Tahlequah(J35)は、2018年に出産直後に死亡した赤ちゃんオルカの遺骸を少なくとも17日間、1000マイル以上にわたり運び続けたことで世界的なニュースになったオルカです。

1976年からオルカの調査を行っている The Center for Whale Research は、ワシントン州のポイント・ロバーツで遭遇した J57の写真を撮影して公開。J57は、活発に餌を探していた母オルカの横で、回転したり、スパイホッピングしたり、泳いだりしていたとのことです。​

この赤ちゃんオルカ(J57)は9月4日に誕生したと記録されています。

同センターによると、サザンレジデントはここ数年、栄養に関連したストレスを抱えており、妊娠の多くが失敗に終わり、赤ちゃんオルカの死亡率は約40%となっています。

この新しい赤ちゃんをJ57とすると、サザンレジデント・オルカの頭数は73頭となりますが、7月1日現在の公式頭数は推定72頭となります。



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