ワシントン州の海域に生息するサザンレジデント(Southern Resident)のオルカ(シャチ)の J41が出産したと、Center for Whale Research が発表しました。
1976年からオルカの調査を行っている同センターによると、サザンレジデントはここ数年、栄養に関連したストレスを抱えており、妊娠の多くが失敗に終わり、赤ちゃんオルカの約40%は生後数週間で死亡しています。このため、この赤ちゃんがサリッシュ海に戻り、健康であることが証明されるまで英数字を使って表記することを留保するとのことです。
今月4日に誕生した赤ちゃん(J51)とこの新しい赤ちゃんを加えるとサザンレジデント・オルカの頭数は74頭となりますが、7月1日現在の公式頭数は推定72頭となっています。