昨年10月に亡くなったマイクロソフト共同創業者で慈善事業家ポール・アレン氏(享年65歳)がシアトル・シーホークスの Ring of Honor の12番目のメンバーになることが発表されました。
Prior to Thursday's game, we'll be celebrating the proudest 12 of all. 💙
Paul G. Allen will join the #Seahawks Ring of Honor, becoming the 12th member to be inducted.
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— Seattle Seahawks (@Seahawks) September 30, 2019
アレン氏は昨年10月に非ホジキンリンパ腫で亡くなるまで、1997年からシアトル・シーホークスのオーナーを務めていました。今回の Ring of Honor 入りを祝い、本拠地センチュリーリンク・フィールドで10月3日の午後5時20分に試合が開始する前の午後4時50分から式典が行われ、ポール・アレン氏の妹で現オーナーのジョディ・アレン氏がファンを意味する「12」の旗を掲揚します。
1975年にマイクロソフト社をビル・ゲイツ氏とともに創業したことで世界に知られるポール・アレン氏は、同社の経営を離れてからは、さまざまな慈善活動や文化歴史保存活動、文化芸術振興、自然保護などに注力。シアトル地域では、脳研究などを行うアレン脳科学研究所やワシントン大学のアレン図書館、音楽博物館 MoPop(旧EMP)の建設、シアトル・アートフェアの開催、歴史のある映画館シネラマの改築保存などのほか、NFL シアトル・シーホークスと NBA ポートランド・トレイルブレーザーのオーナー、シアトル・サウンダーズの共同オーナーとして、さまざまな方面で地域経済・文化に大きく貢献しました。
ポール・アレン氏がオーナーとなった1997年以後、シーホークスは強豪チームに成長。2014年にはスーパーボウル優勝を果たしました。