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ワシントン州、使い捨てのプラスチックバッグ(ビニール袋)の提供を10月1日から全面禁止

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2021年10月1日から、ワシントン州で、すべてのレストラン、食料品店、コンビニエンスストア、デリ、ファーマーズ・マーケット、フードトラック、イベント食品販売業者、フードコート、ポップアップレストラン、デリバリー、またはテイクアウトに、使い捨てのプラスチックバッグ(ビニール袋)を使用・提供することが禁止されます。

「使い捨てのビニール袋」は、英語で single-use plastic bags と言います。

ワシントン州、使い捨てのプラスチックバッグ(ビニール袋)の提供を10月1日から全面禁止

ワシントン州エコロジー局によると、州内で1年間に使われる使い捨てビニール袋は20億枚で、リサイクル施設でも大きな問題になっているほか、環境に有害な化学物質が含まれており、企業にとっては金銭的負担になっています。

そのため、企業に再利用可能な袋やリサイクル可能な紙袋の提供を義務付けることが2020年の州議会で決定され、インスリー知事が署名して法制化されました。しかし、新型コロナウイルスのパンデミックの影響で、法律に沿った袋のサプライチェーンに問題が生じたため、実施が延期されていました。

企業は、使い捨てのプラスチックバッグの代わりに、次の3つのオプションを提供することができます。

  • 持ち帰り用の大きな紙袋: 請求額は8セント。リサイクル率40%の素材を使用。代金は企業が受け取ります。
  • 再利用できる厚手のビニール袋: 請求額は8セント。リサイクル率20%の素材で、厚さ2.25mm以上のフィルムを使用。代金は企業が受け取ります。
  • 消費者が清潔なエコバッグを持参する。
ワシントン州エコロジー局は、日本語を含む17カ国語で、詳しい情報を提供しています。

ワシントン州エコロジー局は、日本語を含む17カ国語で、詳しい情報を提供しています。ダウンロードはこちら

この法律に従っていない企業を見つけた場合は、ワシントン州にオンラインで報告することができます。エコロジー局は、報告内容をもとに、企業へのフォローアップを行います。違反が繰り返された場合、罰則が適用される可能性があります。

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