シアトル港湾局は、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するため、シアトル・タコマ国際空港で5月18日から従業員、乗客、ビジターなど全員にマスクなど布製のフェイスカバー(cloth face coverings)の着用を義務付けると発表しました。
同局は4月17日に公共の場で働く職員に布の顔カバーの提供を開始し、職員に疾病予防管理センター(CDC)の指導に従い、他人と身体的な距離を保つことが困難な状況では布のフェイスカバーを着用するよう奨励してきました。
空港内では、航空会社、小売店や飲食店のテナント、および運輸保安局(TSA)、CDC、税関国境警備局(CBP)などの政府機関の多くが、追加の安全対策として、すでに従業員と乗客にフェイスカバーを推奨または義務付けています。
なお、健康上の理由でフェイスカバーができない場合や、幼い子どもには適用されません。
アメリカではフライト中も常にフェイスカバーを着けることを義務付ける航空会社も増えています。空港・航空会社を利用する場合は、事前に確認し、準備することがおすすめです。