サイトアイコン junglecity.com

ワシントン州のレーザークラム掘り 2024-2025シーズンの暫定解禁日発表!ご当地グルメを満喫しよう

ワシントン州の太平洋沿岸の砂浜では、さまざまな貝の潮干狩りが楽しめます。中でも、レーザークラム掘りは、子どもから大人まで楽しめ、フライやソテー、チャウダーなどアメリカ料理の具材にもぴったりなことから、シーズン中にはたくさんの人がビーチに集まります。

解禁日

©︎ Izumi

レーザークラム(Razor clam)は、比較的細長く、形状がかみそりの刃に似ていることから、この名前で呼ばれるようになったと言われています。主に太平洋沿岸の砂浜に生息しているので、潮が引いたときに採取します。通常、秋に解禁され、春までシーズンが続きます。

ワシントン州魚類野生生物局(WDFW)の5日付の発表によると、2024年の暫定解禁日は2024年10月3日から12月31日までの計42日間で、太平洋岸沿いの4カ所のビーチで予定されています。

同局によると、今シーズンも、海洋毒素レベルが閉鎖基準を下回る限り、昨シーズンと同様の状況が期待できるそう。また、ワシントン州南部沿岸のビーチのレーザークラムの個体数は引き続き良好で、潮干狩りができる潮位が低い時が感謝祭の週末や大晦日、新年に当たるため、この秋もたくさんのレーザークラムが取れることが見込まれています。(2025年の解禁日は随時発表予定)

レーザークラム掘りが許可されているビーチ

レーザークラム掘りは、通常、Long Beach、Twin Harbors、Copalis、Mocrocks の4つのビーチで許可されますが、安全のため、海洋毒素検査の最終承認によって解禁されるかどうかが決まります。

検査は解禁日程の開始約1週間前に行われますが、その結果、ドウモイ酸(domoic acid)の数値が基準値を下回っていれば、解禁されます。

ドウモイ酸は、特定の種類の海洋藻類が生成する自然毒素で、十分な量を摂取すると有害または致命的になる可能性があります。

2024年の暫定解禁日と干潮の時刻

今回発表されたのは、2024年10月〜12月の暫定解禁日です。日が近くなると、改めて最終決定された解禁日が発表されます。牡蠣やアサリなどと異なり、レーザークラムの解禁日は約1週間区切りで発表されます。

10月

11月

12月

レーザークラムを掘るのに必要な道具

Clam gun があると便利<br>© Izumi

2021年9月17日から2022年4月21日まで、合計111日の解禁日にレーザークラム掘りに参加した人は合計43万2380人、持ち帰られたレーザークラムは710万個以上を記録しました。

規則を守りましょう!

詳細はワシントン州魚類野生生物局(WDFW)の公式サイトでご確認ください。

干潮が午後または夕方に発生する場合、レーザークラムを正午前に掘ることは許可されていません。また、掘るのに最適な時間は、干潮時刻の1時間から2時間前とされています。

モバイルバージョンを終了