NFL シアトル・シーホークスのクォーターバック(QB)ラッセル・ウィルソン(30)は16日、シーホークスと4年の契約延長で合意したと公式ツイッターで発表しました。
ウィルソンはシーホークスがオフシーズンのトレーニングを開始する15日(月)を新契約の締結期限と自身で定めていましたが、16日に日付が変わった直後、妻シアラとのビデオをツイートし、”Seattle, we got a deal.” と述べ、契約の締結に至ったことを伝えました。
ウィルソンのエージェント、マーク・ロジャース氏によると、新契約は4年、契約金は1億4千万ドル(約157億円)。昨年のグリーンベイ・パッカーズの QB アーロン・ロジャーズの契約を上回る、NFL 史上最高額となりました。この契約にはトレード拒否条項も含まれています。
ウィルソンの現在の契約は2015年のトレーニングキャンプ開始時期に合意されたもので、2019−2020年シーズンで終了するため、契約の交渉が行われていました。ウィルソンはシーホークスで7シーズンに渡りプレーしており、そのうち2017年を除く6シーズンでチームをプレーオフに導いた NFL 最高レベルの司令塔。また、昨シーズンはプレーオフ第1戦で敗退したものの、当初の予想をはるかに上回る結果を残し、自身もキャリア史上最高の35タッチダウンパスを記録するなど、好調を維持しました。