シアトル港は24日午前9時過ぎ、ソーシャルメディアの X と Facevook を通じ、「シアトル・タコマ国際空港のシステムの一部に影響を与える可能性のあるサイバー攻撃を受けた」と発表しました。
「シアトル・タコマ国際空港を含むシアトル港でインターネットシステムやウェブシステムがダウンしており、空港のシステムの一部に影響を与えています。搭乗客は利用する航空会社にフライトの最新情報を確認してください」
さらに、同日午後8時40分過ぎ、「本日午前中、サイバー攻撃の可能性があることを示すシステム障害が発生しました。重要なシステムを隔離し、サービス全体の復旧に向けて作業を行っていますが、復旧見込み時刻は明確になっていません」と発表しました。
翌25日午前9時過ぎ、システム障害から復旧できていないことから、 シアトル・タコマ空港を発着するフライトに乗る予定がある場合の対策を発表しています。
If you are traveling today: -Check in for your flight online before you leave and get your boarding pass. -If you do not have to check a bag, stick to just carry-on luggage. (Cont.)
- 空港への移動、空港内でのターミナルへの移動には余裕を持っておくこと。
- 空港へ出発する前にオンラインでフライトへのチェックインを済ませ、搭乗券(boarding pass)を入手しておくこと。
- 荷物を預け入れる必要がなければ、機内持ち込み荷物のみにすること。
- ターミナルでは、フライト情報が表示されるスクリーンに技術的な問題が発生していることから、航空会社に最新の情報を確認すること。
FlightAwareによると、24日には6便が欠航、25日には5便が欠航しています。
25日午後11時時点で、シアトル港とシアトル・タコマ国際空港の公式サイトはダウンしており、空港のアプリもダウンしています。