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シアトル・タコマ国際空港、北サテライトの大規模改築工事の第1段階を完了

シアトル・タコマ国際空港は11日、北サテライトの大規模改築工事の第1段階が完了したことを祝う式典を行い、アラスカ航空の新しいフラッグシップ・ラウンジを公開しました。

総工費6億5830万ドルの工事の第1段階では、新たに8個のゲートが追加され、ローカル企業が経営するレストランやショップも完成しています。広さ25万5000平方フィートの拡張スペースには、自然光をとりいれたオープンスペース、ゲート前に充電ステーションとともに設置された多数の座席に加え、家族経営のベトナム料理レストラン『Bambuza』、シアトルで人気のアメリカ料理レストラン『Skillet』 やカフェ 『Caffe D’Arte』、旅行関係のショップ 『The New Stand』が揃っています。

今後、2階にはナーシング・スイート(授乳室)が設置され、8月には利用できるようになる予定。スパのようなデザインにハイエンドなインテリアの授乳室は、アメリカの空港ではまだ珍しいもので、プライバシーに配慮してカーテンで仕切られた授乳スペース、すわり心地のよい家具、ストローラーの保管場所、充電ステーション、トイレ、複数のシンク、十分なスペースのあるカウンターが用意されます。

アラスカ航空のフラッグシップ・ラウンジは、平均的なラウンジの3倍という総面積1万5,800平方フィート。飛行機の離着陸・オリンピック山脈・シアトルのダウンタウンの眺めが楽しめるほか、ローカルの食材を使った軽食、ローカルのクラフトビール、高速 Wi-Fi 、大きな暖炉、エスプレッソ・ドリンクなどが用意されています。同空港にはアラスカ航空のラウンジが他にも2つありますが、フラッグシップ・ラウンジはフリークエント・フライヤー、パートナー、コミュニティとビジネスのリーダーが使用するもので、12日から利用が始まっています。

7月末には北サテライトの機能すべてが新しく完成した箇所に移動し、以前から使用されていたゲートは改築工事のため2年間にわたり使用されなくなります。すべての工事が完了するのは2021年半ばの予定で、食事やショップのスペースが2倍となり、ゲートの数は合計で20個となる予定です。



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