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2023年の最低賃金 シアトル市は時給16.50ドル~18.69ドル、ワシントン州は時給15.74ドルに引き上げ

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最低賃金

シアトル市の最低賃金が、2023年1月から時給16.50ドル~18.69ドルに引き上げられます。

従業員数が501人以上の企業
時給18.69ドル

従業員数が500人以下の企業
1)従業員の医療給付制度に1時間あたり2.19ドルを拠出せず、さらに/または従業員が1時間あたり最低2.19ドルのチップを得ない企業:時給18.69ドル
2)従業員の医療給付制度に1時間あたり2.19ドルを拠出し、さらに/または従業員が1時間あたり最低2.19ドルのチップを得る企業は時給16.50ドル

詳細はシアトル市の公式サイトで確認できます。

また、ワシントン州の最低賃金は、2023年1月1日に1ドル25セント引き上げられ、時給15.74ドルになります(2022年から8.66%増)。

ワシントン州法によると、最低賃金の対象は16歳以上ですが、14~15歳の時給は最低賃金の85%にあたる13.38ドルとなる場合もあります。

また、2023年は、次に当てはまる人は残業手当(overtime pay)の対象になりません。

  • 小規模雇用主(従業員1~50人): 最低賃金の1.75倍にあたる週給1,101.80ドル(年間57,293.60ドル)以上
  • 大企業(従業員51人以上): 最低賃金の2倍にあたる週1,259.20ドル以上(年間65,478.40ドル)以上

詳細はワシントン州労働産業局の公式サイトで確認できます。

なお、市の最低賃金がワシントン州の最低賃金を上回る場合は、市の最低賃金が優先されます。

ワシントン州労働産業局によると、ワシントン州の最低賃金の8.66%の上昇は、消費者物価指数(Consumer Price Index)に反映される住宅、食品、医療などのコストに直接関係しています。同局は、州法にもとづき、連邦労働統計局(BLS)の都市部の賃金労働者と事務職の消費者物価指数(CPI-W)に基づき、前年8月のCPI-W指数と当年8月のCPI-W指数を比較し、来年の最低賃金を計算しています。

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