3月27日のホーム開幕戦に先立ち、シアトル・マリナーズは本拠地 T-Mobile Park で2025シーズンに向けた新しいフード&ドリンクのラインアップを発表しました。
人気のバリュー・メニューがますます充実しているほか、Sumo Dog、Nakagawa Sushi(中川)、Great State Burger など、シアトル地域の飲食店が新たなパートナーとして参戦し、Tamari Bar(タマリバ)、Moto Pizza、Ivar’s、Kidd Valley などのファンに人気の店舗も続投します。

T-Mobile Park でのホスピタリティ・プログラムのキュレーションを担当するのは、エグゼクティブ・シェフのクレイグ・マカリスター氏。全米各地のスタジアムとイベントで20年以上にわたるキャリアがあり、その地域の食文化や影響を熱心に取り入れています。
マリナーズのファン・エクスペリエンス担当副社長のマルコム・ロゲル氏は、「T-Mobile Park でファンに提供できる、私たちが考える最高のボールパークメニューを再びご紹介できることを、とても楽しみにしています」と語ります。「選手にインスパイアされたメニューや地元のパートナーとの素晴らしいラインナップ、そしてこれまでにないバリュー・プログラムを用意してあるので、今シーズンは誰もが好きなものを見つけられるはずです」
レジェンドや現役選手にインスパイアされたメニュー
今年もレジェンドと現役のマリナーズ選手にちなんだメニューが登場します。

イチロー:マリナーズの伝説的な選手であり、米国野球の殿堂入りを果たしたことを記念して、ウォークオフ・マーケット(セクション105)では、イチローさんのためにクラブハウスで作られたレシピを使った「イチ・ウィング」(Ichi Wing)を提供します。骨付きチキンをテリヤキソースとゴマのグレーズで味付けされた一品で、甘すぎず、いくらでも食べられそう。また、今年初めて出店するボセル市の日本食レストラン Nakagawa(中川:セクション132)が、オリジナルの巻き寿司「イチロール」を販売します。

カル・ラレー:現役捕手のカル・ラレーのニックネーム「ビッグ・ダンパー」(Big Dumper)にちなんだ「リル・ダンパー」は、胡麻とホイシンソースで味付けした小籠包。ウォークオフ・マーケット(セクション105、141)で購入できます。

フェリックス・ヘルナンデス:「キング・フェリックス」ヘルナンデスを讃える、ジューシーなターキーの骨付き肉が再登場。ヘルナンデスの現役時代、「キングス・コート」セクションでラッキーなファンにプレゼントされたターキーの骨付き肉にインスパイアされています。セクション144で購入できます。
新しいメニュー

Nakagawa Sushi(セクション132)シアトル郊外のボセル市にある『Nakagawa』では、クラブサラダ、アボカド、キュウリ、ネギ、揚げ玉ねぎ、スリラチャ、海苔を巻いてサーモンを乗せた巻き寿司『イチロール』(IchiRoll)が登場。寿司飯の美味しさといろいろな食感と味の具材がピッタリ合わさった一品です。さらに、クラシックなベジタブルロールやカリフォルニアロール、シアトルロール(サーモン、アボカド、キュウリ、魚卵、胡麻、海苔)や、シソハマロール(ハマチ、紫蘇、アボカド、キュウリ、胡麻、海苔)、マリナーズコンボ(カリフォルニアロール4個、シアトルロール4個、シソハマロール2個、ベジタブルロール2個)も楽しめます。


Sumo Dog(セクション190) Sumo Dog では、アメリカンホットドッグを日本の居酒屋風にアレンジしたメニューをラインアップ。「ゴジラ」(牛肉100%のホットドッグ、牛肉チリ、唐辛子チーズソース、わさびのピクルス、スパイシーマヨ、テリヤキソース、ふりかけ、玉ねぎ、ハラペーニョ、海苔)や、クラシックな Sumo Dog(わさびのピクルス、スパイシーマヨ、テリヤキソース、ふりかけ、玉ねぎ、海苔)、味噌入りマスタードコールスロー、レモングラスレモネードなどをラインアップ。特に『ゴジラ』は名前の通り巨大なので、シェアすると良いかも。
Great State Burger(T-Mobile ‘Pen、セクション218)ワシントン州産の新鮮な食材を使用したハンバーガーの店。牧草を食べて育った牛を使ったチーズバーガー、そしてチキンストリップコンボ、ベジタリアンバーガーなど、人気商品が並んでいます。
Souvenir Tridents Up Cup マリナーズのシンボルであるトライデント(三叉槍:さんさそう、3つの穂がある槍)の形をしたカップで、T-Mobile Park 内でドリンクを買う時に使えます。最大容量32オンス(942ml)。
What Up Corn Dog マリナーズのチームカラーの青色をした蜂蜜入りの衣で包んで揚げたコーンドッグ。ピリッと辛いチーズソースがどっさりかかっています。
Ice Cream Nachos ソフトサーブに、カリカリのワッフルチップ、スプリンクル、キャラメルソースをトッピング。
Slushietown(T-Mobile ‘Pen) 夏の暑いゲームでは、アルコール入りスラッシーを!
Coca-Cola が「Official Fan Refreshment」として新しいCoca-Colaオレンジクリーム飲料を販売します。Corona は引き続き「Official Cerveza」として、Corona NA や Modelo Michelada などをラインアップ。さらに、Miller Lite も「Official Domestic Beer」として、Miller High Life などを販売します。
Tamari Bar:セクション133

福井県出身の木本真さんがシアトルのキャピトル・ヒルで経営する人気居酒屋『タマリバ』が、2024シーズンに引き続きオリジナルカレーで参戦します。Area 206 Curry Rice(カレー、ご飯、海苔、福神漬け、自家製ラー油)、Katsu Curry Rice(カレー、トンカツ、野菜カツソース、胡麻)、Curry Donuts Dip(カレー、自家製ラー油、揚げドーナツスティック、海苔)、フレッシュジンジャーエール(柚子入り)などに加え、2025年は海老のすり身入りスティックも選べます。

The Walk-Off Market:セクション105、126、141
キャッシャーなしのマーケット The Walk-Off Market も、さらに充実。イチローにインスパイアされた「イチ・ウィング」(骨付きチキンをテリヤキソースとゴマのグレーズで味付けされた一品)や、現役捕手のカル・ラレーのニックネーム「ビッグ・ダンパー」(Big Dumper)にちなんだ「リル・ダンパー」(胡麻とホイシンソースで味付けした豚肉入りスープ餃子)に加え、アジア、アメリカ、ドイツの味も楽しめます。

- Turn Two Teriyaki Chicken Bowl(セクション 105、141):鶏もも肉の照り焼き、大根とにんじんのピクルスを乗せた丼。料理研究家でシェフのケンジ・ロペス=アルト氏が監修した特製照り焼きのレシピを採用しています。
- Ballpark Bahn Mi(セクション105、126、141):豚肉のパテ、スリラチャ味のチキンなどをバゲットに挟んだベトナムのバンミー(バンメイ)。
- Holy Smokes Brisket Sandwich(セクション126、133)自家製スモークブリスケットのサンドイッチ。
- Hickory Smoked Pork Sliders(セクション126、133)スモークしたプルドポークを柔らかいロールで挟んだスライダー。
- Giant Bavarian Pretzel(セクション105、141)ドイツのババリア地方の伝統的な柔らかい巨大プレッツェル。
セクション186と341にはキャッシャーなしのビール販売所 Walk-Off Brew もあります。ただし、購入できるのは21歳以上のみ。
Salt & Straw:セクション152
シアトル地域で店舗数を増やしているオレゴン州ポートランド発のアイスクリーム専門店 Salt and Straw が、今シーズンもオリジナルのフレーバーを入れ替えながら展開します。最初に登場するのは、人気の「バースデーケーキ&ブラックベリー」。これは、ダブルバニラアイスクリームの中に、虹色のスプリンクルを散りばめた甘いクランブルを混ぜたもので、オレゴン産のブラックベリージャムで仕上げてあります。
Marination:T-Mobile ‘Pen

シアトル市内で人気のハワイ&韓国のフュージョン料理 Marination の新商品は、梅味のパウダーをまぶしたガミーベア(グミベア)や、ふりかけで味付けしたクラシックなカリカリのプレッツェル『Furikake Pretzels』。特にこのプレッツェルは、ビールとの相性ぴったりです。
MOTO Pizza:セクション312
シアトル市内近郊で店舗を増やしている大人気のデトロイト風ピザ専門店 MOTO Pizza が、今シーズンも登場します。
Ballard Pizza:T-Mobile ‘Pen、Terrace Club、セクション132
シアトルのシェフ、イーサン・ストウェル氏が経営する Ballard Pizza では、期間限定のピザと、チョコレートやドライチェリーなどを使った巨大クッキー How to Wolf a Cookie の販売も継続されます。
🐔🐔💥 (Chick Chick Boom):セクション106

2023シーズンに発売されたクリスピーチキンサンドイッチや、チキンテンダーのフライが大人気。今シーズンは Amazon のキャッシャーのいらない技術 Just Walk Out technology のおかげで、すぐにゲットできます。
バリュー・メニュー
料金設定が高めの球場の食事やドリンクの中で、比較的手頃な価格のバリュー・メニュー(Value Menu)が、今シーズンは過去最大規模に!今シーズンは、Pocky Stix(ポッキー・スティックス)、ハラペーニョ・ポップコーン、リトルバイツ・ミニマフィン、Tostitos-n-Guac Snack Pack(トスティートス&ワカモレ・スナックパック)が加わって、バリュー・フードメニューとバリュー・ビアメニュー合わせるとチョイスは26種類になりました。
バリュー・ビール

バリュー・ビールのチョイスには、初の「バリュー・クラフト・ドラフト」が登場。地元ブランドおよび全国ブランドのビールが、$4.50〜$6.50という手頃な価格で販売されています。ノンアルコールビールのチョイスも増えました。また、ワイン派には、ワシントン州産ワインが揃っています。
T-Mobile Park のビールのラインアップは、MLB Ballpark アプリから使える Beer Finder で確認できます。食べ物の一覧は、MLB の公式サイトでも掲載されています。
アメリカの野球観戦といえば、ホットドッグにビールが昔からの定番ですが、T-Mobile Park ではさらにバラエティが豊かになっています。特に、日本風カレー、トンカツ、巻き寿司、照り焼きチキン丼、バンミー(バンメイ)、小籠包などのアジア料理のラインナップが増えたほか、梅味のパウダーをまぶしたガミーベアやふりかけプレッツェル、相撲ドッグなど、日本のスパイスを取り入れたアイテムも加わり、味覚の幅が広がります。
Hatback Bar & Grille and Steelheads Alley

マリナーズの試合前後に行くスポットとして、T-Mobile Park の向かい側にある Hatback Bar & Grille と Steelheads Alley の食事やビアガーデンが人気です。リコッタチーズ入りの揚げたてドーナツ、キヌアやマッシュルームなどを使ったビーガン丼、合い挽き肉のミートボールなど、新しいメニューもあるので、チェックしてみてください。2025年からは、試合終了後1時間にわたり、Postgame Power Hour を開催。すべてのピザが50%オフ、ドラフトビールが$5で楽しめます。
