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シアトル市長、トランプ大統領による一部の都市への連邦補助金の制限を「違法」と批判

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トランプ大統領が、ニューヨークやポートランド、ワシントン DC、そしてシアトルを含む一部の都市の市長が暴力や器物損壊を継続させ、適切な措置を講じなかったと主張し、「これらの “無政府主義の都市” への連邦補助金の配分を制限する、または難しくする指針を作成する」よう命じる覚書に署名しました。

シアトルのジェニー・ダーカン市長はこれを「感染者600万人以上、死者18万5000人以上を出している新型コロナウイルス感染症(COVID-19)や米国経済の破壊から国民の目をそらそうとする新たな試み」と批判しています。

ダーカン市長は声明で、「トランプ大統領はシアトルへの補助金の提供を中止できない。それは違法行為だ」「司法長官はアメリカの大統領に対し、誰が資金を得るかを政治的利害に基づいて決める権限はないと助言したはずだ」「国が切実にヒーリング、ウイルスの治療、この危機において導いてくれる連邦政府を必要としているときに、大統領は国を分断する別の方法を作り出す」と述べました。

また、ワシントン州のジェイ・インスリー知事も声明を出し、「この違法なメモはごまかしだ。COVID-19からアメリカ人を守るための絶望的な失敗から目をそらすための、トランプ大統領による、根拠のない、卑小な、そして分断する新たな行動である。トランプ大統領の監視下で18万5,000人以上の命が失われた今、我々は決して忘れないだろう。大統領は我々から予算を奪うことはできないし、それを実現させることもできない。大統領はは独裁者ではなく、法はまだ適用される。我々が弁護士に連絡を取っている間に、大統領は公衆衛生の専門家に電話すべきだ。このままではいけない」と、大統領の行動を批判しています。



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