シアトルのジェニー・ダーカン市長は7日、再選を目指さない意思を表明する声明を出しました。
同日公開されたビデオメッセージでダーカン市長は、2017年11月28日の就任以来、ホームレス問題、コミュニティカレッジの学費無償化、移民・LGBTQ・黒人・先住民・有色人種を守るためトランプ政権に立ち向かってきたことなどを主な業績として挙げました。
しかし、「2020年にすべてが変わった」と述べ、任期が終了するまでの約11カ月は、再選を目指す選挙活動よりも、新型コロナウイルスのワクチンの分配、労働者と中小企業の支援、治安維持対策の改善、ウエストシアトル・ブリッジやホームレス、気候変動などの課題に取り組むことに集中したいと述べました。