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シアトルのダーカン市長「我々は移民や難民を恐れていない」

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トランプ大統領が不法移民を聖域都市(sanctuary city)を主張する国内の都市にのみ送還する案を真剣に検討していると発表したことに対し、シアトルのジェニー・ダーカン市長はワシントン・ポスト紙に寄稿した論説で「我々は移民や難民を恐れていない」と述べました。

聖域都市とは、移民局の方針に従わず、不法移民を拘束し強制送還するための情報やリソースの提供を拒否する都市で、シアトル、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルスなどが含まれています。トランプ大統領のこの発表は、ホワイトハウスと国土安全保障省はこの案は提案されてすぐに却下されたと主張した数時間後に公式ツイッターへの投稿で行われました。

これを受けて、シアトルのジェニー・ダーカン市長はワシントン・ポスト紙に寄稿し、「この大統領の考えとは逆に、シアトルはインクルーシブネスとオポチュニティというアメリカの確固とした価値観を持っている。この大統領は、移民の家族と、彼らを歓迎する都市を脅す代わりに、我々から学ぶことに時間を使うべきだ」と批判しました。さらに、市民の18%を占める移民はシアトルを「より強く、より活気のある場所」にし、「ビジネスや文化、法執行機関やその他の社会において貢献している」と述べました。

また、ワシントン州のジェイ・インズリー知事は『Meet the Press』に出演し、「相手が恐れていないことを使って脅すことはできない。そして、ワシントン州はダイバーシティを恐れていない」と述べ、ダーカン市長の主張を支持する考えを示しました。



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