女子米国代表 MF ミーガン・ラピノーが所属するシアトル・レイン FC（本拠地：ワシントン州タコマ市）は19日、フランスのオリンピック・リヨン・グループ（Olympique Lyon Groupe：OLG）による買収に正式に合意したと発表しました。この取引は来年1月に成立する見通しです。
この新体制の下、ヨーロッパの強豪オリンピック・リヨン（Olympique Lyonnais）を所有する OLG は、この新体制で株式の89.5パーセントを取得し、主要株主だったテレサ・プレドモア氏とビル・プレドモア氏は7.5%、NBAで4度にわたる優勝経験者でアメリカにおけるリヨンブランドのアンバサダーに就任したトニー・パーカー氏が3%を取得することになります。
また、リヨンの男女チームを保有するジャン・ミシェル・オラス（Jean-Michel Aulas）氏は取締役会長を務め、トニー・パーカー氏も取締役会の役員を務めることになります。
ビル・プレドモア氏は引き続きCEO としてクラブの運営にあたり、テレサ・プレドモア氏はレイン・アカデミーのプレジデントとして続投します。
シアトル・レイン FC は今後もワシントン州タコマ市の Cheney Stadium を本拠地としてプレーし、シーズンチケットは12月20日（金）正午に発売されます。シングルゲームの観戦チケットは1枚16ドルから。オンラインや電話で購入できます。
19日に Cheney Stadium で行われた記者会見で、女子米国代表 MF ミーガン・ラピノーは「オリンピック・リヨンにとってだけでなく、私たちにとっても大規模なパートナーシップ」「とても感謝しており、わくわくしている」と述べました。ラピノーはオリンピック・リヨンでプレーしたこともあります。
