シアトル市は13日、新型コロナウイルス感染拡大を抑制するための自宅待機命令で臨時休業などを余儀なくされているスモールビジネスの支援の一環として、連邦政府が提供する中小企業安定化基金 Small Business Stabilization Fund から助成金を提供する250社を発表しました。
250万ドルの中小企業安定化基金の対象となるスモールビジネスは、従業員が5人以下、事業主の所得が地域平均所得の80%以下であることが条件となっています。また、ダーカン市長はこれまで十分なサービスが提供されてこなかったスモールビジネスの支援を指示しており、経済開発局は事業への経済的リスクが最も高いスモールビジネスを選択して抽選。選ばれた250社の80%近くが有色人種の経営者となりました。
全体で約9,000社の応募があったことから、シアトル市はさらなる支援が必要として第2回の給付のための寄付を積極的に募集しており、これまでに Comcast による5万ドルの寄付を含めて40万ドル近くを調達しています。
