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あなたの名前を火星に送りませんか?NASAが火星探査機「マーズ2020」に乗せる名前を募集中

NASA(アメリカ航空宇宙局)が5月21日に始めた『Send Your Name to Mars: Mars 2020』 キャンペーン、もう登録しましたか?

これは2020年の打ち上げを目指す新しい火星探査機「MARS 2020」(マーズ2020)に搭載するマイクロチップに個人の名前を記してくれるというもので、世界のどこからでも登録すれば誰でもその一人になれるのです。締め切りは2019年9月30日。

今日、NASA がまたこのキャンペーンについて公式ツイッターでツイートしていたので、改めてご紹介します。

マーズ2020は、2012年から火星で表面探査を行っている火星探査機 Curiosity(キュリオシティ)の後を継ぐもので、ジェット推進研究所(JPL)が開発を進めている火星探査機。2020年7月17日~8月5日にフロリダ州のケープ・カナベラル空軍基地から打ち上げられ、2021年2月18日に火星にあるジェゼロ・クレーター(Jezero Crater)に到着することが予定されています。

ジェゼロ・クレーター(Jezero Crater)
Image Credit: NASA/JPL-Caltech/ASU

幅約45kmあるジェゼロ・クレーターは数十億年前までは湖や河川が存在したとされていることから、生命が存在した痕跡を探したり、ソフトボールほどの大きさの「マーズ・ヘリコプター」によるミッション、将来の有人火星探査に必要になる酸素生成や着陸技術の実証などの技術実験を行ったりすることになっています。活動期間は火星年で最低1年、地球時間で約687日は活動することが予定されています。

そんな「マーズ2020」に自分の名前が記されたマイクロチップが搭載されていると思うと、ワクワクしますよね!

マーズ2020の火星探査予想図
Image Credit: NASA/JPL-Caltech

登録方法は簡単。特設サイト「Send Your Name to Mars: Mars 2020」にアクセスして、名(First Name)、姓(Last Name)、国(Country)、郵便番号(Postal Code)、メールアドレス(Email)を入力し、「SEND MY NAME TO MARS」をクリックするだけ。

その後、メールで搭乗券(boarding pass)の図柄の画像が送られてきます。これらがまったく無料で提供されます。

そのメールを紛失したとしても、こちらのリンクで必要事項を記入して「FIND MY BOARDING PASS」をクリックすると、再発行してもらえます。

2019年6月24日午後4時の時点で登録された名前は730万人以上。国別の登録者数はトルコが最多で248万人以上。アメリカからの登録者数は3位で78万6,356人と、2位のインドの865,047人を下回っています。

ちなみに、日本はわずか20,378人。この記事を読んでくださった機会に、登録してみてはいかがでしょう?



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