シアトルのあるピュージェットサウンド地域でバスやライトレールなどの公共交通機関を運行しているサウンド・トランジットは1日、新型コロナウイルス感染予防のため、「車両や施設をより念入りかつ頻繁に清掃しており、バイオハザードが確認された場合は消毒が完了するまで車両を使用していない」と発表しています。
ライトレール
サウンド・トランジットは30日おきに車内を清掃していますが、現時点ではさらなる感染拡大を防止するため、次のような対策を講じていると説明しています。
- 清掃が必要なものを見つけた場合は、職員に連絡する。
警備事務所 電話・テキスト 24時間 206-398-5268
特に、手すり・エスカレーター・エレベーターのボタンなど、頻繁に触れられる部分（high touch areas）を念入りに清掃しているとのこと。 - 病気の時や症状が出たことを感じた場合は、自宅に留まり、公共の場に行かない。
- 典型的な風邪やインフルエンザと同じく、無自覚な状態でウイルスを運んでいることがある。手を石鹸と水を使って頻繁かつ念入りに洗い、手を洗わないで鼻・口・目を触らないこと。ティッシュを携帯し、咳やくしゃみの際は鼻と口を覆うこと。
- social distancing を実行すること。病気の人と接触しない。交通機関ではそれは困難だが、必要であれば席を立って移動することは失礼に当たらない。
サウンドトランジットでは、今後さらに感染者が確認されることに対応するための計画を策定しており、保健局などと連携して状況に応じるとのことです。
