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サザンレジデントオルカ J-Pod に赤ちゃんが誕生

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Center for​ Whale Research(CWR) は2日、ワシントン州の海域に生息するサザンレジデント(Southern Resident)のオルカ(シャチ)の「J37」に赤ちゃん「J59」が誕生したことが確認されたと発表しました。

CWR によると、「J59」はそのゴツゴツとした体型から、ここ数日以内に生まれたと推定されます。性別は現時点では不明。サイズや体型から、体調は良好と推定されます。

「J59」は、2020年9月に「J41」が「J58」(メス)を出産して以来、Jポッドに生まれた初めての赤ちゃんです。

新しく母親になった「J37」(2001年生まれ)は、「J14」の母系の一部で、「J40」(メス、2004年生まれ)と「J45」(オス、2009年生まれ)がいます。2012年に最初の赤ちゃん「J49」(オス)を出産したときはまだ11歳でした。

同センターによると、生後1カ月~1.5カ月と推測され、その大きさと形から、健康状態の良い、典型的な赤ちゃんオルカであるとのこと。母親の「L86」にとっては、4番目の赤ちゃんとなります。

1976年からオルカの調査を行っている同センターによると、サザンレジデントはここ数年、栄養に関連したストレスを抱えており、妊娠の多くが失敗に終わり、赤ちゃんオルカの約40%は生後数週間で死亡しています。

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