Center for Whale Research(CWR) は30日、ワシントン州の海域に生息するサザンレジデント(Southern Resident)のオルカ(シャチ)の集団 L-Pod に2頭の赤ちゃんが誕生したことを確認したと発表しました。
CWRによると、ジョージア海峡でJポッドとL12サブグループのメンバーを含む群れを調査中に、この2頭の赤ちゃんと遭遇したそうです。
L126にとっては初めての赤ちゃんで、L94にとっては3頭目の赤ちゃんとなります。どちらも少なくとも生後2ヶ月は経っていると推定され、病気や異常の兆候は見られなかったとのことです。
1976年からオルカの調査を行っている同センターによると、サザンレジデントはここ数年、栄養に関連したストレスを抱えており、妊娠の多くが失敗に終わり、赤ちゃんオルカの約40%は生後数週間で死亡しています。