スターバックス(本社:シアトル)は、米国とカナダのすべての直営店とライセンス加盟店で、ドライブスルーや公式アプリを通じての注文でも、顧客がカップやタンブラーの持ち込みができるようになったと発表しました。
ニュースリリースによると、これまでマイカップ(personal cup)などを持ち込むことができたのは対面での注文のみでしたが、対象が広がることで、同社が設定した「2030年までに廃棄物を50%削減する」という目標に近づくことが期待されます。
例えば、公式アプリで注文する場合、マイカップを使用するオプションが選べます。こうした取り組みをしているのは、全米でスターバックスだけで、カナダでもすべてのドリンクとサイズを公式アプリから注文できるコーヒー企業では初とのことです。
割引ももらえて、ボーナススターも増える
マイカップを持参するインセンティブは、廃棄物を減らせるという以外にもあります。
- 米国およびカナダの対象店舗:マイカップを持参することで、ドリンクが10セント割引になります。
- 米国の対象店舗:スターバックス リワード会員に25ボーナススターがもらえる。
注文の仕方
カフェでは、注文時にマイカップを持参したことを伝え、マイカップをバリスタに渡すだけ。
ドライブスルーでは、通常通り飲み物を注文し、マイカップを持参したことをバリスタに伝えます。受け取り窓口で、蓋を外したマイカップをバリスタに渡します。バリスタは非接触ツールを使ってマイカップを受け取り、ドリンクを入れ、顧客に渡します。
スターバックスの公式アプリを使う場合は、ドリンクを選んだ後、”Customize”(カスタマイズ)をタップし、次の画面でスクロールダウンします。
最下部にある ”Cup Options” で “Personal Cup” のチョイスをタップし、通常通り注文を完了します。店舗に到着し、バリスタに蓋をとったマイカップを渡すと、バリスタは非接触ツールを使ってマイカップを受け取り、ドリンクを入れ、顧客に渡します。
グローサリーの買い物に行く時にはマイバッグを持参するのが普通になったように、カフェに行く時もマイカップ持参が普通になるかもしれませんね!