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スターバックス、Facebook を含む、すべてのソーシャルメディア広告の中止を発表

スターバックス(本社:シアトル)は28日、Facebook を含む、すべてのソーシャルメディア広告を中止すると発表しました。

「Facebook がプラットフォーム上の人種差別や暴力的なコンテンツを抑制するために十分な対策をとっていない」として、人権保護団体などが7月に Facebook での広告を中止するよう大企業に呼びかけたのは6月19日のこと。このキャンペーン 『Stop Hate for Profit』 は、The North Face がすぐに賛同したことで一気に注目を集めました。

広告の中止を呼びかけた団体は、Anti-Defamation League(名誉毀損防止同盟)、公民権保護団体 Color of Change、保守系メディアでの広告を中止するよう企業に呼びかける活動団体 Sleeping Giants、NAACP(全米黒人地位向上協会)、メディアの民主化を求めるアドボカシー団体 Free Press。

The North Face に続いて、Patagonia、Eddie Bauer、REI、Coca-Cola、Verizon、Magnolia Pictures、Honda、Unilever、The Hershey Company、Levi’s、Dove soap などが次々と広告の中止を発表しています。

マーク・ザッカーバーグ CEO は26日に2020年の大統領選挙の前に同社が取る複数の対策の詳細を発表しましたが、ABC は、Facebook のグローバル・ビジネス・グループ VP のキャロリン・エバーソン氏が、企業による広告中止発表を受け、同社のサービスから有害なコンテンツを一掃することを約束したと報じています。

「マーケターや公民権団体と、どうすれば、共に、善のための力になれるかについて話し合っている」

なお、スターバックスはこの Stop Hate for Profit への参加ではなく、「公民権保護団体やメディアパートナーとオンラインのヘイトスピーチをなくすためにできることについて社内で話し合う間、ソーシャルメディアでの広告を中止する」と説明しています。



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