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シアトルを代表する天気予報官スティーブ・プール氏が引退を発表

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シアトルのABC 系列テレビ局 KOMO(コモ)の天気予報官として知られるスティーブ・プール氏が引退を発表。公式ツイッターでの発表には、プール氏の功績をたたえるコメントが多数ポストされています。

プール氏の公式サイトによると、同氏が KOMO でインターンとして働き始めたのは1970年代。ワシントン大学を1978年に卒業し、正式に入社してからライターやレポーターとして経験を積み、ワシントン大学で著名なクリフォード・マス教授から大気科学について特別な訓練を受け、当時のアメリカでは希少だったアフリカ系アメリカ人の天気予報官となりました。1990年代にはオリジナル番組も国内外で放送されたほか、全米ABC放送の朝の情報番組 Good Morning America にも天気予報官として出演。エミー賞を含む数々の賞を受賞しています。

昨年9月、プール氏は前立腺癌(prostate cancer)であることを公表。治療に専念するため休養すると宣言しましたが、現在はがんの徴候が消えた完全寛解(complete remission)の状態であると発表しています。

11月25日(月)午後11時からの番組では、がん治療と健康についてアンカーのモリー・シェン氏がプール氏と対談します。また、12月1日(日)午後6時30分には、プール氏をたたえる30分の特別番組が放送される予定です。



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