9月17日(火)は、スーパームーンが見られます!通常の満月より地球に近く大きく見える上、部分月食も起こります。雲がなく晴れていたら、ぜひ夜空を見上げてみてください。
残念ながら、天気予報によるとシアトルは曇り時々雨になるそうなので、見られない場合に備えて、オンラインで見る方法もご紹介します。
スーパームーンとは
スーパームーンとは、月が地球に最も接近する際の90%以内に位置する新月または満月のこと。NASA によると、スーパームーンという言葉は、占星術師リチャード・ノールが1979年に提唱したものです。
今年は4回連続でスーパームーンが観測されますが、その2回目が9月17日の満月です。9月と10月の満月は地球からほぼ同じ距離で、今年最も地球に近い満月となります。
- 8月19日(月)午前11時26分
- 9月17日(火)午後7時34分
- 10月17日(木)午前4時26分 ※2024年で最も地球に近い満月
- 11月15日(金)午後1時28
部分月食が見られる時間・場所
自分がいる地域で月食が見られるかどうか、見られる場合はいつどのように見えるのかを、下記のインタラクティブな地図(Partial Lunar Eclipse)で確認できます。Sep 18と書いてありますが、シアトルの時間では9月17日です。
シアトルで見られるのは、部分月食(partial lunar eclipse)の一部です。その理由は、部分月食が始まった状態で月が昇ってくるためです。
NASA によると、月が地球の本影に入り始めるのは太平洋時間(シアトル)の午後7時12分で、この時が最もよく見えるそうです。部分月食のピークは太平洋時間の午後7時44分で、この時には月の上部8%が暗くなります。
シアトルの時間での部分月食は以下の通りです。
月が昇ってくる時刻:9月17日 午後7時17分
部分月食が最大になる時刻:9月17日 午後7時44分
部分月食が終了する時刻:9月17日 午後8時15分
半影月食が終了する時刻:9月17日 午後9時47分
月が沈む時刻:9月18日 午前7時37分
自分の地域で見られるかどうかは、Night Sky や Sky Safari、SkyGuide などのアプリで確認してみてください。月食は肉眼で見ることができます。日食のように、日食グラスを使う必要はありません。
9月の満月の名前
9月の満月は北半球の収穫期と関連しているため、ハーベスト・ムーン(harvest moon)と呼ばれることが多いです。
ハーベスト・ムーンは秋分(autumn equinox)に最も近い満月のことで、2024年の秋分は9月22日であることから、9月の満月がハーベスト・ムーンとなります。
オンラインで部分月食を見る方法
TimeAndDate は、9月17日(火)午後6時(PT)から部分月食のライブストリームを行います。