
今年は8月、9月、10月、11月とスーパームーンが続きますが、10月17日(木)はその中でも最も地球に近く、さらに大きく明るく見えます。雲がなく晴れていたら、ぜひ夜空を見上げてみましょう。
目次
スーパームーンとは
スーパームーンとは、月が地球に最も接近する際の90%以内に位置する新月または満月のこと。NASA によると、スーパームーンという言葉は、占星術師リチャード・ノールが1979年に提唱したものです。
今年は8月から11月まで4ヶ月連続でスーパームーンが見られますが、10月の満月は今年最も地球に近い満月となります。
- 8月19日(月)午前11時26分
- 9月17日(火)午後7時34分
- 10月17日(木)午前4時26分 ※2024年で最も地球に近い満月
- 11月15日(金)午後1時28分
上記の時刻は、米国太平洋時間です。
10月の満月の名前
10月の満月は北半球で冬に備えて狩猟を始める時期と関連していることから、ハンターズ・ムーン(Hunter’s Moon)と呼ばれることが多いです。
アメリカで使われている満月の名前は、先住民や入植者によって広く使われるようになった呼び名にちなんでいるそう。ここでは代表的なものをご紹介します。
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彗星も見えるはず
NASA によると、今月12日に地球に接近して肉眼でも見ることができた紫金山(ツーチンシャン)・アトラス彗星(C/2023 A3 Tsuchinshan-ATLAS)が、今夜もまだ日没後に見えるそうですよ!
この彗星は2023年に発見されたものですが、8万年周期なので、まだ見ていない人はチェックしておきましょう。
ちなみに、この名称は、中国の紫金山天文台と南アフリカのATLAS(小惑星地球衝突警報システム)望遠鏡の観測者によって確認されたことに由来しています。