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COVID-19対策には検査が欠かせない!市販の検査薬で陽性判定の場合はワシントン州に報告を

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ワシントン州では、現在の感染状況を把握し、病気の蔓延を防ぐため、ワクチン接種の有無に関わらず、誰でも検査を受けることが重要とされています。

ワシントン州保健局のニュースリリースによると、デルタ型変異株が主流となって感染が再び広がっている今、症状が出た時やその他の理由で検査が必要になった時に検査所で長い列に並んだり、医療機関を受診したりすることを避け、市販の家庭用検査キット(over-the-counter, at-home tests)を利用する人が増えています。

antigen test

市販の家庭用検査キットの一例『Binax Now』

そこで、ワシントン州保健局は、ウイルスが広がっている地域や広がり方を把握し、感染拡大を抑えるためのリソースを割り当てるため、Washington 211と提携して運営しているホットラインに陽性判定の報告をするよう呼びかけています。

ワシントン州のホットライン
1-800-525-0127
月 午前6時~午後10時
火~日・祝 午前6時~午後6時
※英語以外の言語がよい場合は、言語を指定することもできます。

検査の種類:新型コロナウイルスの感染を検出する検査には、PCR検査を含む分子検査と抗原検査があります。

molecular tests(分子検査):新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の原因となるウイルスの遺伝物質を調べる検査です。PCR 検査もこれにあたります。ワシントン州保健局によると、結果が出るまでには少し時間がかかりますが、最も正確な検査方法です。

antigen tests(抗原検査):抗原検査は、ウイルスの表面にある特定のタンパク質を調べる検査です。結果は早く出ますが、一般的にほとんどの状況で分子検査よりも精度が低くなります。市販の検査は、一般的に抗原検査です。ワシントン州保健局によると、抗原検査は症状のある人にとっては最も正確な検査ですが、それでも偽陰性や偽陽性の結果が出ることがあります。これらの検査では、症状のある人で陰性の結果が出た場合は、念のために分子検査で確認することが勧められています。また、無症状なのに抗原検査で陽性判定が出た場合も、念のために分子検査を受けることが勧められています。

また、市販の検査薬は一般的に繰り返し検査することが認められています。正確性を高めるには、指示された通りに繰り返し検査する場合は、検査薬の指示に従いましょう。

陰性であっても症状がある場合は、通常の活動を再開する前に、分子検査を受ける必要があります。その結果が陽性の場合は、ワシントン州保健局のガイドラインに従う必要があります。

食料品や薬の購入など、経済的な問題がある場合は、Care Connect Washington で支援を受けることができます。

市販の検査薬で陽性判定が出た人が Washington 211経由で検査結果を提出すると、Care Connect Washington を通じて、対応するケースや連絡先の追跡、リソースにつなげてもらうことができます。

市販の検査薬を使わず、検査所で検査を受けたい場合は、ワシントン州保健局の公式サイトで場所や営業時間を確認できます。

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