GKIDS は14日、宮崎駿監督のスタジオジブリの最新作『君たちはどう生きるか』の北米配給権を獲得したと発表しました。北米での上映は2023年後半に開始される予定です。
アカデミー賞受賞監督の宮崎駿氏の10年ぶりの長編作品『君たちはどう生きるか』の劇場公開が、7月14日に日本国内で始まりました。
この作品は宮崎駿氏が脚本と監督を手がけたオリジナルストーリーで、アカデミー賞受賞歴のあるスタジオジブリの共同設立者・鈴木敏夫がプロデューサーを務め、宮崎駿と長年に渡りコラボレーションしている久石譲氏が音楽を手がけています。
GKIDSによると、当初発表されていた非公式の仮タイトルは『How Do You Live』と日本語からの翻訳であることがわかるものでしたが、その後、正式な国際タイトルは『The Boy and the Heron』と発表されました。これに先立ち、スタジオジブリがポスター画像以外では、この作品に関する画像、予告編、あらすじ、広告、その他の情報を一切公開しなかったことから、GKIDSも現時点ではその他のコンテンツを公開しないことを決めています。
GKIDS社長のデビッド・ジェステッド氏は、14日付けのプレスリリースで、「『千と千尋の神隠し』でのアカデミー賞受賞、『ハウルの動く城』と『風立ちぬ』での2度のアカデミー賞ノミネートからも明らかなように、宮崎駿は映画製作における生きる伝説です」と語っています。
「世界が宮崎さんの新作を見るのは10年ぶりです。GKIDSは、北米で待望の最新作をお披露目できることを大変誇りに思います」