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ワシントン州、経済活動・社交再開のための新たな計画『ヘルシー・ワシントン』を発表

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ワシントン州のインスリー知事は5日に会見を行い、新型コロナウイルスの感染拡大を抑制するための経済活動再開を新たな基準で進める計画『The Healthy Washington – Roadmap to Recovery』(以下、『ヘルシー・ワシントン』)を発表しました。

ヘルシー・ワシントン

『ヘルシー・ワシントン』 ではワシントン州の全39郡を8地域に分割

ワシントン州では昨秋に感染者が再び急増し始めたため、州全域で同11月16日に飲食店による屋内サービスの禁止、劇場やジムなどの屋内営業の禁止などを含む経済活動・集まりの規制を強化し、1月11日まで延長しています。

今日発表された『ヘルシー・ワシントン』 では、ワシントン州の39郡を医療サービスの評価に使用される緊急医療サービス(Emergency Medical Services: EMS)地域などに基づいて8つの地域に分割し、すべての地域がフェーズ1から1月11日にスタートします。

フェーズ1からフェーズ2に移行するには、1月11日以降に次の4つの指標を満たす必要があります。

  • 直近2週間の住民10万人あたりの感染者数が10%以上減少
  • 直近2週間の住民10万人あたりの入院患者数が10%以上減少
  • ICU 病床占有率(COVID-19感染者および非COVID-19感染者の合計)が90%以下
  • 新型コロナウイルス検査の陽性率が10%以下

また、フェーズ2を維持するには、いずれか3つの指標を満たす必要があります。満たせない場合はフェーズ1に戻ることになります。

  • 直近2週間の住民10万人あたりの感染者数が横ばいまたは減少
  • 直近2週間の住民10万人あたりの入院患者数が横ばいまたは減少
  • ICU 病床占有率(COVID-19感染者および非COVID-19感染者の合計)が90%以下
  • 新型コロナウイルス検査の陽性率が10%以下

これらの指標による各地域の評価は、Risk Assessment Dashboard で毎週金曜に発表されます。

主な経済活動・集まりの制限は次のとおりです。どちらのフェーズもマスクの着用と身体的距離の維持は必須となります。

ヘルシー・ワシントン

『ヘルシー・ワシントン』
フェーズ1とフェーズ2

フェーズ1:

  • 同居していない人との屋内での社交・集まりは禁止。
  • 同居していない人と屋外で集まる場合は最大10人、2世帯まで可。
  • レストラン、バーでの屋内での飲食サービスを禁止。屋外でのサービスは各テーブル最大6人、2世帯まで。営業は午後11時まで可。
  • レストラン、バーのテイクアウト/宅配は可。
  • ジム、フィットネス・センターの屋内の営業は一部屋または500平方フィートにつき一人まで予約制で最大45分可。
  • クライミング、ジムナスティック、ダンス、武道など低リスクのスポーツは練習・訓練のみ可。アスリート5人まで。
  • 低リスク中リスクのスポーツの練習・訓練は可(トーナメント不可)。屋外のガイド付き活動、狩猟、釣り、モータースポーツ、公園、キャンプ、ハイキング、サイクリング、ランニング、スノースポーツは可。
  • 動物園・劇場・コンサート会場・ロデオ・庭園・水族館などの屋外の娯楽は日時指定チケット制のみ可。グループは最大10人、2世帯まで。
  • 映画館、博物館、美術館、動物園、水族館、ボウリング場の屋内の営業は一世帯6人までの個別レンタル/ツアーのみ可。一般営業は禁止。
  • ドライブイン映画館の場合は、現在の規制のまま営業可。
  • フードコートの営業は禁止。
  • 小売店・食料品店・ショッピングモールは稼働率25%まで。
  • 宗教施設の屋内での集まりは稼働率25%まで。
  • 宗教施設の屋外で同居していない人と集まる場合、最大5人まで。
  • 企業は可能な限り自宅勤務の奨励を継続し、オフィスでの勤務は稼働率25%まで。職員以外の出入りは不可。
  • 長期療養施設の訪問者は屋外でのみ可。ターミナルケアと必要不可欠な職員は例外。
  • 結婚式・葬式の儀式の参加者は最大30人まで。レセプションは禁止。
  • 理髪店やサロンを含むパーソナルケアは稼働率25%まで。
  • 不動産のオープンハウスは禁止。

フェーズ2:

  • 同居していない人との屋内での社交・集まりは最大5人、2世帯まで可。
  • 同居していない人と屋外で集まる場合は最大15人、2世帯まで可。
  • レストラン、バーでの屋内での飲食サービスは稼働率25%まで可。屋外でのサービスは各テーブル最大6人、2世帯まで。営業は午後11時まで可。
  • レストラン、バーのテイクアウト/宅配は可。
  • ジム、フィットネス・センターの屋内の営業は稼働率25%まで可。
  • 低リスク~中リスクの対戦は可。トーナメントは不可。
  • 屋外スポーツの対戦は可。トーナメントは不可。観客含め200人まで可。
  • 屋外の娯楽は各グループは最大15人、2世帯まで。観客含め200人まで可。
  • 屋内の娯楽営業は稼働率25%まで可。飲食は屋内外の飲食業と同じ規制の対象となる。
  • ドライブイン映画館の場合は、現在の規制のまま営業可。
  • フードコートの営業は禁止。
  • 小売店・食料品店・ショッピングモールは稼働率25%まで。
  • 宗教施設の屋内での集まりは稼働率25%まで。
  • 宗教施設の屋外で同居していない人と集まる場合、最大5人まで。
  • 企業は可能な限り自宅勤務の奨励を継続し、オフィスでの勤務は稼働率25%まで。職員以外の出入りは不可。
  • 長期療養施設の訪問者は屋外でのみ可。ターミナルケアと必要不可欠な職員は例外。
  • 結婚式・葬式の儀式、レセプションは可。飲食は屋内外の飲食業と同じ規制の対象となる。ダンスは不可。
  • 理髪店やサロンを含むパーソナルケアは稼働率25%まで。
  • 不動産のオープンハウスは禁止。

なお、共有スペース、公共の場所、屋内でのマスクは引き続き必須となります。

ワシントン州で新型コロナウイルスの検査を無料で受けられる場所についてはこちら

更新:1月8日 10%未満→10%以下



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