先ごろ T-Mobile 社が2030年までのリース契約を結んだベルビュー市内の本社ビルが、4億6750万ドルという高額でロサンゼルスに拠点を置く不動産開発会社に売却されました。
T-Mobile's HQ sold in Seattle region's second largest deal of the year https://t.co/ny6LN7sg6m pic.twitter.com/qXtc3ZBNhZ
— Puget Sound Business Journal (@PSBJ) April 16, 2019
Puget Sound Business Journal や GeekWire によると、このビルはカナダの不動者会社 Ivanhoe Cambridge からロサンゼルスの Preylock Real Estate Holdings に売却されたとのことです。
少なくとも2030年まで同ビルをリースするという T-Mobile の契約に変更はなく、1億6千万ドルを投じた本社のリノベーション・プロジェクトはそのまま実施される見込みです。このプロジェクトでは、コワーキングスペースやコーヒーショップ、歩行者フレンドリーなアウトドア・スペースを設けることが予定されています。また、将来的には100%の電力を再生可能エネルギーでまかなう計画となっています。
長年にわたってシアトル地域を本拠としてきた T-Mobile は、本社リース契約の更新やリノベーション・プロジェクトの発表と前後して、シアトル・マリナーズと球場の命名権契約を結んだことでも話題となりました。