トランプ大統領は20日、「見えない敵からの攻撃と、偉大なアメリカ市民の雇用を守る必要性から、アメリカへの移民を一時的に停止する大統領令に署名する！」とツイッターに投稿しました。
In light of the attack from the Invisible Enemy, as well as the need to protect the jobs of our GREAT American Citizens, I will be signing an Executive Order to temporarily suspend immigration into the United States!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) April 21, 2020
この件について報じた NBC News は、「大統領のツイートからは、この命令によってアメリカ市民以外がビジネスや家族の訪問などの目的でアメリカに旅行することが禁止されるかどうかは不明」とし、「トランプ大統領は移民を脅威ととらえているが、移民が感染症治療の最先端で働いてくれている。このパンデミックのために移民を身代わりにすることは、まったく非良心的だ」という移民アドボケイトの反応を紹介しました。大統領命令への署名は今週にも行われる可能性があります。
ニューヨーク・タイムズは、「ここ数週間、トランプ政権は、健康への懸念を理由に亡命希望者や不法移民の入国を速やかに禁止することは正当だと述べてきましたが、今回の発表は、この国を世界から封鎖しようとするこれまでで最も広範な試みを示している」と報じています。また、計画に詳しい複数の関係者によると、新しいグリーンカードや就労ビザの提供を一時的に禁止する正式な命令が早ければ数日中に出される可能性があるとのことです。
CNN に出演したロサンゼルス市長のエリック・ガーセッティ市長は「これは公衆衛生上の緊急事態だ。入国管理局の緊急事態ではない。したがって、これが何であるかに集中し続けられることを願っている」と述べました。