U.S. News & World Report が2019年の大学ランキングを発表。入学から卒業まで在籍した学生の割合、一クラスの人数、職員のためのリソース、学生に提供される財政的なリソース、専門家の意見、SAT/ACTの点数、卒業生の寄付額などにもとづいています。35回目となった今回は、プエルトリコ、グアムなどの米国領の大学もランキングの対象となりました。
学士号では全種類の専攻を提供し、修士課程・博士課程も幅広く、研究に力を入れている大学が対象となるナショナル・ユニバーシティ部門の1位はプリンストン大学。2位はハーバード大学、3位はコロンビア大学、MIT、イェール大学が同位タイとなっています。
上位25位の大学のほとんどは米国北東部にある大学ですが、カリフォルニア州からもスタンフォード大学（シカゴ大学、ペンシルバニア大学と6位タイ）、カリフォルニア工科大学（ダートマス大学と12位タイ）、カリフォルニア大学ロサンゼルス校（20位）、カリフォルニア大学バークレー校と南カリフォルニア大学（22位タイ）の5校がランク入りしています。
ワシントン州の大学は、ワシントン大学（62位）、ゴンザガ大学（79位）、シアトル大学（139位）、ワシントン州立大学（166位）、シアトル・パシフィック大学（192位）となりました。
学士号では全種類の専攻を提供していますが、修士課程・博士課程は限定されている大学が対象となるリージョナル・ユニバーシティ部門は、北部・南部・中西部・西部の4つに分けられています。ワシントン州のある西部の1位はトリニティ大学、2位はポートランド大学。ワシントン州では、3位のウィットワース大学（ワシントン州スポケーン）が最高ランクで、ウエスタン・ワシントン大学（17位）、パシフィック・ルテラン大学（20位）、セントマーティンズ大学（27位）、エバーグリーン州立大学（37位）、ワラワラ大学（49位）、セントラル・ワシントン大学、ノースウエスト大学（55位タイ）、イースタン・ワシントン大学（62位）が評価されています。
CNN などによると、このランキングには賛否両論があり、データの改ざんや操作が可能であるとの指摘がなされています。これまでにクレアモント・マッケナ大学やオクラホマ大学がランキングを操作するために改ざんしたデータを提供していたことが発覚しました。
