ワシントン州保健局は18日、ワクチン接種の次のフェーズ「1B」が開始されたと発表しました。州全体のワクチン配布と管理計画が改訂され、フェーズ「1B」の接種資格に65歳以上の人を含めるという、より柔軟な対応に変更しています。
資格対象者かどうかは、FindYourPhaseWA.org で確認できます。
Today, we open #COVID19 vaccine availability to those in Phase 1B – Tier 1. Go to https://t.co/gv9p4vEZ8H to see if you qualify & find out where to get the vaccine. #COVIDVaccine #ThisIsOurShot pic.twitter.com/zELUcWRQ68
— WA Dept. of Health (@WADeptHealth) January 19, 2021
主な変更は次のとおりです。
1)ワクチンの接種対象者を「70歳以上」から「65歳以上」に変更
フェーズ「1B」の対象者が70歳以上から65歳以上に変更されました。これにより、新たに40万人以上が接種を受けられることになります。11月6日時点では、「複数世代が同居する世帯の70歳以上と50歳以上」が対象とされていましたが、連邦政府は各州に対し、接種資格年齢をすぐに65歳に引き下げるよう要請し、一部の州ではすでに65歳以上の接種を開始しています。ワシントン州保健局によると、ワシントン州における新型コロナウイルス感染症による死亡者の約80%は65歳以上となっています。
2)受け取ったワクチンの95%を1週間以内に投与することを義務付け
ワクチン割当量の95%を受領後1週間以内に投与し、今週以前に獲得したワクチンはすべて1月24日までに投与することが義務付けられました。医療提供者は投与後24時間以内にワクチンのデータを州に提出しなければならず、19日からは毎日の投与量に関する情報(手元にある数量、投与数)をワシントン州保健局に提出する必要があります。
3)ワクチン接種のためのインフラ
すでに分配されているワクチンの接種を支援するため、ワシントン州保健局はスポケーン、ケネウィック、ベルビューでボランティアでワクチン提供者の調整を行います。さらに、ワクチン提供者が必要とされる場所を把握するため、ワシントン州保健局はワクチン提供者と連携します。さらに、地域の医療関係者と州兵と協力し、大規模なワクチン接種クリニックを既存のインフラを利用して設置します。来週始動が予定されているのは、スポケーン市のスポケーン・アリーナ、ケネウィック市のベントン郡フェアグラウンド、ウェナチー市のタウン・トヨタ・センター、リッジフィールド市のクラーク郡フェアグラウンドです。