米国政府は8日、カナダとメキシコとの国境を再開し、新型コロナウイルスのワクチン接種完了者は観光などの不要不急の目的で陸路および海路でも米国に入国することができるようになりました。
カナダから米国に行く場合
カナダから陸路、旅客鉄道、旅客フェリー、プレジャーボートでの米国への入国は、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了したことを証明するワクチン接種証明書を提示する必要があります。
空路での米国入国には、新型コロナウイルスのワクチン接種を完了していることを証明する接種証明書、搭乗72時間以内の検査による陰性証明書、宣誓書の提示が必要です。詳細は「米国入国、11月8日からワクチン接種完了が条件に 非移民ビザ所持者やビザ免除プログラム(ESTA)利用者が対象」参照。
米国からカナダに行く場合
- 米国在住の米国市民と米国永住権保持者で、カナダ政府が承認しているワクチンの接種を完了している人(必要なワクチンの接種から少なくとも14日間経過していること)
- カナダ政府が承認しているワクチン:ファイザー/ビオンテック、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソン・エンド・ジョンソンのみ
- 旅行者はどの国でもワクチンの接種を受けることができるが、ワクチン接種証明書は、英語、フランス語、または正式に認定された英語またはフランス語の翻訳文を原文と一緒に提出する必要がある。
- すべての旅行者は入国前にPCR検査を含む分子検査(molecular test)を受ける必要がある。迅速抗原検査(rapid antigen test)は認められない。
- これらの情報は入国前に ArriveCAN で提出する必要がある。
- ワクチンを接種していない12歳未満の子供、またはワクチンを接種していない扶養家族(精神的または身体的な状態が理由で)は、ワクチン接種を完了した保護者と一緒に旅行することができる
詳細はカナダ政府の公式サイトで確認できます。