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デイライト・セービング・タイムを恒久化する法案 上院が全会一致で可決

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連邦議会の上院は15日、デイライト・セービング・タイム(Daylight Saving Time:DST)を来年から恒久化する法案を全会一致で可決しました。

この法案は日照保護法(Sunshine Protection Act)と呼ばれるもので、今後、下院でも可決され、バイデン大統領が署名すれば、正式に成立することになります。成立すると、デイライト・セービング・タイムを導入している州は2023年11月に時間を1時間戻す必要がなくなります。

この法案を支持してきたワシントン州のパティ・マレー上院議員は、下院もこの法案を可決することを期待すると述べています。

デイライト・セービング・タイムは3月第2日曜から11月の第1日曜まで時間を1時間進める制度で、ハワイ州、アリゾナ州(ナバホ族居留地を除く)、サモア、グアム、プエルトリコ、バージン諸島、マリアナ諸島北部以外で1981年から実施されてきました。

ワシントン州議会は2019年に「年間を通じてデイライト・セービング・タイムに設定する法案」を可決し、インスリー知事が署名しました。年間を通じて標準時にする場合は州レベルで決められますが、年間を通じてデイライト・セービング・タイムにするには米国議会の承認が必要となっています。

アメリカでは "summer time"(夏時間)ではなく、"Daylight Saving Time" という名称で呼ばれます。

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