新型コロナウイルスの感染拡大を受け、アメリカの大学で初めてすべての講義をオンラインに移行したワシントン大学が、春学期もオンライン講義で行うと発表しました。
同大学のアナ・マリ・コース学長は、「国全体で社会的距離を置くことの要求が高まり進化し続ける中で、私たちは、これが不確実性と不安を軽減し、春学期の間もワシントン大学の学生のために信頼できる質の高い指導方法と学問的進歩を確立するための最善の方策であると信じています」と述べています。
春学期は予定どおり3月30日に始まりますが、学生やインストラクターがリモート学習に適応し続けるため、最初の週の課題はないとのこと。
また、春休み前にキャンパスを離れた学生にはキャンパス外に滞在することを奨励し、学生寮に滞在する学生は、専用のトイレのある建物やアパートに住むことが義務付けられます。
学生への学資援助に変更はないとのことです。