ワシントン州のスティーブンズ・パスなどのスキー・リゾートを運営するベイルリゾーツ(本社:コロラド州)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で中断した2019-2020シーズンのシーズンパスの未使用分を来シーズンのシーズンパスの購入に充てられるクレジットとして提供すると発表しました。

これにより、3月中旬にリゾートの閉鎖によりコアシーズンの約20%が影響を受けた場合は最低20%、シーズンパスの利用日が5日未満の場合はそれ以上のクレジットが提供されます。また、まったく使用しなかった場合は最大80%のクレジットが提供されることになります。
また、Epic Day Pass、Whistler Blackcomb Edge Card、Multi-Pack Pass で利用日が残っている場合は、利用しなかった日の分をクレジットとして提供し、来シーズンの同価格以上のパスの購入に充てられる最大80%のクレジットが提供されるとのことです。
ベイルリゾーツは利用者へのメールで「とても複雑に見えるかもしれませんが、シンプルなものではパス利用者の個々の状況すべてに対応できるわけではありません。今後数週間のうちに、具体的なクレジット情報とプロモーションコードを個別にEメールでお知らせします」と述べました。
このクレジットは5月13日からオンラインで利用できるようになり、有効期限は今年の9月7日となっています。
このプロモーションコードを受け取る前にパスを更新してしまっている場合でも、クレジットを提供するとのこと。公式サイトでは、クレジット、FAQ、契約条件が確認できます。
また、これまでオプションだったパスの保険プログラム 「Epic Coverage」 をパス購入者全員に提供することで、ケガや失業、その他の個人的な出来事でパスの利用ができなくなった場合や、新型コロナウイルス感染症のような出来事を含むリゾートの閉鎖などの場合は、未使用分を返金するようシステムが変更されています。